端末別セキュリティソフト比較

iPad用セキュリティアプリの選び方と主要4ソフト比較

最近はPCよりもタブレットを使うという方も多いと思います。簡単に持ち運べて軽い。また、ノートPCのように画面を開いたりする必要もなく思いついた時に素早く取り出せて手軽に使えるという大きなメリットもあります。

筆者も仕事柄出張などが多くありますが、出先で簡単にスケジュールやメールを確認するなどといった目的で重宝しています。

今回は、タブレットの中でも知名度の高い「iPad」に焦点を当て、セキュリティ対策を考えていきたいと思います。

タブレットのセキュリティ対策

便利なタブレット。インターネット閲覧が出来て、さまざまなアプリをインストールして使うなど、まさに「小さなパソコン」と言えます。

パソコンと言えば、最近大きな問題になっているのがセキュリティ上の脅威です。データをすべて暗号化し、解除のために金銭を要求するランサムウェアなど最近ではその手法も巧妙かつ悪質なものとなっています。

では、こういった脅威を防いでiPadを安全に使うためにはどうすれば良いのでしょうか。

まず前提として基本的にiPadはiPhoneと同じです。iPadの基本ソフト(OS)はiPhoneと同じiOSであり、セキュリティ対策としてはほぼiPhoneと同じ対策となります。これを踏まえると、iPadのセキュリティ対策としてアプリを選ぶ基準は以下のようになります。

  1. ウィルス検知性能は十分高いか
  2. Webでの脆弱性対策機能はあるか
  3. facebook, Twitter等のSNSに対するセキュリティ対策機能はあるか
  4. 軽量で高速で動作するか
  5. 盗難・紛失等の対策

これらの要素を踏まえて、iPadでのセキュリティアプリについて見ていきましょう。

iPad用セキュリティアプリ主要4ソフト比較

ノートンモバイルセキュリティ

パソコン用のセキュリティ対策ソフトウェアであるノートンシリーズで有名なシマンテック社によるアプリです。

このアプリは統合的なセキュリティアプリではなく、あくまで紛失・盗難時の対策が行える機能に特化したものとなっています。ただ、サポート体制が充実しているのは良い点だと言えるでしょう。

特徴
  • 紛失、盗難時にアラームを出したり、位置情報で場所を確認したりする機能がある。
  • 連絡先のバックアップを行うことが出来る
  • 24時間のサポート体制が整っている
  • ウィルススキャン機能等はなく、あくまで紛失・盗難にあった際のサポートのみ

ウィルスバスターモバイル


パソコンのセキュリティ対策ソフトウェアであるウィルスバスターで有名なトレンドマイクロ社によるアプリです。

こちらは統合セキュリティアプリとしてウィルス対策をはじめ、さまざまな機能が充実しています。

特徴
  • Webサイトのスキャンなどや脅威対策機能も充実している
  • facebookやTwitterなどのSNSのプライバシー設定機能を持っている
  • データバックアップ機能を持っている

Kaspersky Safe Browser

ロシアのセキュリティベンダーであるカスペルスキー社によるアプリです。

このアプリは他とは少し毛色が違っていて、セキュリティ対応のブラウザアプリとなっています。

特徴
  • Webサイトの脅威防止機能が充実している(アンチフィッシング機能など)
  • ブロックするWebサイトの種類を自由に設定できる
  • ブラウザのみの機能に特化している

マカフィー・リブセーフ

セキュリティベンダー大手のマカフィー社によるアプリです。

特徴
  • 紛失、盗難時のデータ保護などの機能が充実している
  • 紛失、盗難時の位置検索ができる
  • データのバックアップ機能がある

まとめ

iPhoneのセキュリティアプリでの対策と同様にiPadについても、統合的にセキュリティ対策ができるアプリというのはほとんどありません。ここで比較対象として取り上げたアプリについても現状ではほとんどが盗難や紛失防止といった特定の機能に特化されたものとなっています。

今回紹介したアプリでは唯一トレンドマイクロ社の「ウィルスバスターモバイル」が統合型のセキュリティアプリとなっています。したがって、「まず何か対策を」と考えるのであれば、このソフトを導入するのが良いと言えるでしょう。

Androidと比べてiPhoneやiPadは配布されるアプリは全てアップル社の審査を通過したものなので安全という意見があります。しかし、最近ではiPhoneやiPadに感染するマルウェア等も増えています。

しっかりとした対策を行なって、被害を未然に防ぐことが大切です。

▶︎ウィルスバスターモバイルの詳細はこちら

[参考:端末別のセキュリティソフト・アプリの選び方]
セキュリティソフトの選び方と主要5ソフト比較
iPhone用セキュリティアプリの選び方と主要4アプリ比較
Android用セキュリティアプリの選び方と主要4アプリ比較
Mac用セキュリティソフトの選び方と主要5ソフト比較
iPad用セキュリティアプリの選び方と主要4ソフト比較

 

iPhoneのスマホセキュリティ対策!その感染経路と具体的な対策・アプリ(ソフト)を徹底解説

「スマートフォンは小さなパソコン」と言われているのは、今ではかなり多くのユーザに認識されています。
見た目は携帯電話ですがインターネットを閲覧し、さまざまなアプリを使うスマートフォンは、従来の携帯電話とはまったく違ったセキュリティ対策が必要になります。

メールなどのやりとりをスマートフォン上で行う方の割合は年々増えてきており、マルウェアなどへの感染の危険性が高まっているのです。

今回はiPhoneに着目し、セキュリティ対策の具体的な方法から、アプリの選び方まで徹底解説いたします。

iPhoneセキュリティ対策の具体的な方法

OSやアプリを最新バージョンに保つ

iPhoneのOSであるiOSでは、これまでに多くの脆弱性が発見されており、端末にインストール済みの正規アプリを不正アプリに置き換えられてしまう脆弱性等も存在しました。
2019年に入ってからもiOSの脆弱性を悪用し、訪問するだけでマルウェアをダウンロードさせてiPhoneに感染させてしまうWebサイトなども見つかっています。

参考脆弱性|iPhone Mania

このような脆弱性が見つかるとOSがアップデートされて脆弱性は解消されますが、今後いつ新たな脆弱性が見つかるかわかりません。このような脆弱性の悪用を回避するためにもOSを最新バージョンにしておく必要があります。iOSのアップデートの通知が届いたらできるだけ早く適用し、iPhoneを最新の状態に保ちましょう。

また、ご利用中のアプリにも同じことがいえます。脆弱性が発見されると、マルウェアの感染により遠隔操作されたり、情報漏洩させたりされてしまいますのでアプリも新バージョンがリリースされたら速やかに適用できるよう自動更新を有効にしておきましょう。

iOSの自動更新を有効にする手順

設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート > 自動アップデート

アプリの自動更新を有効にする手順

設定 > iTunes StoreとApp Store > アップデート

AppStore以外のアプリストアからアプリを入手しない

「AppStore」ではApple社による安全性の厳しい審査を通過したアプリだけがで公開され、審査基準に満たないアプリは掲載されません。
ただし、AppStoreにも不正アプリが紛れ込む可能性がゼロではないため、よさそうなアプリを見つけたとしても、アプリを入れる前に必ずアプリ名や開発元を検索し、評判などを確認するのが無難でしょう。
いまの時代、クチコミはインターネット上に書かれていることが多いですからね。

上記のようなことより、iOS向けのアプリを「AppStore」以外の場所で見つけたとしても、そのようなアプリはインストールしないようにしましょう。
不正なマルウェア等に感染してしまうリスクが高まります。

メールやSMS、SNSのURLリンク、ネット広告などを不用意に開かない

よくサイバー攻撃として利用されるメールへの標的型攻撃には注意が必要です。何らかの理由をつけてURLリンクを開かせようとするメールやSMSは、あなたを不正サイトへ誘導するために送りつけられたものかもしれません。たとえ実在する企業、更には実際に取引がある企業名だとしても注意が必要です。

最近ではSNS内のURLリンクやWeb上の広告も不正サイトの誘導口になっていることがありますので、不用意にURLなどをクリックしてしまうことは避けましょう。

アカウントを厳重に管理する

iPhoneでは、Apple IDと連動してサービスを受けられるものが多いのですが、そのApple IDへの不正アクセスの被害が多くあります。
そのためApple IDなどのアカウントの不正利用を防ぐ必要があります。その最も効果的な方法は、二段階認証(二要素認証)です。

Apple IDの利用にあたっては二段階認証(二要素認証)を必ず有効にしましょう。
二段階認証(二要素認証)は、Appleのサービスのログイン時にIDとパスワードだけでなく、登録したスマホなどのデバイスで取得できる認証コードの入力も必要になるため、第三者がログインすることは困難になります。

iPhoneのセキュリティ設定を確認する

iPhoneの盗難、紛失時に、第三者に不正利用されにくくするため、必ず画面ロックをかけておきましょう。

Air Dropをオフにする

iOS7以降のiPhoneに搭載されるAirDropも、最近電車内や街中で見知らぬ人に不快な画像を送りつけられたりするなどのいたずらに使われたり、個人情報を漏洩させてしまうリスクがあります。使わないときはAirDropの設定もオフにしておくと良いでしょう。

Air Dropは、メールアドレスやファイルの共有サービスなどを利用せずに、近くにいる人と簡単にデータを共有できる便利な機能ですが、それを悪用して不特定多数のiPhoneユーザーに有害な画像を送る「デジタル痴漢」が問題になっています。

Air Dropをずっとオン(受信する)設定にしておくと、このような被害を受けてしまう可能性もあることから、受信しないもしくは受信対象を縮小して、見知らぬ人からのデータ転送を退けましょう!

Air Dropをオフにする手順

「設定」>「一般」>「Air Drop」

Safariのプライバシー設定を見直す

SafariはiOSにおいてデフォルトで利用するブラウザとして設定されているWEBブラウザです。
インターネットとつながる部分においての入り口となるアプリという事になりますので、設定において「プライバシーとセキュリティ」をしっかりとチェックしておきましょう。

おすすめの設定は下記になります。

各項目の内容とおすすめの設定方法を説明いたします。

サイト越えトラッキングを防ぐ

インターネット上の行動を追跡されたくない人は、この項目にチェックをしておきましょう。
一部のサイトでは、ユーザの行動に合わせた広告を出すために、購入履歴やWEBサイトの閲覧履歴などがトラッキングされています。
その情報をトラッキングされたくない場合は、この部分を「オン」にしておけば、トラッキングデータは定期的に削除してくれます。

すべてのCookieをブロック

Cookie(クッキー)とは、WEBサーバが接続してきたWEBブラウザに情報を一時保存するしくみのことで、この機能を使うと、IPアドレスなどログイン時の情報を記録して次回のログインを自動化するといったことが可能になります。その便利さからほとんどのWEBブラウザがサポートしています。
Cookieをブロックしてしまうことはセキュリティ上は少し有効なことがあるかもしれませんが、悪質なサイトなどの閲覧に関しては特に関係のない機能となっています。
またすべてのCookieをブロックすると、会員機能を持ったWEBサービスなどの利便性がとても悪くなってしまうので、この項目については「オフ」にしておくことをお勧めします。

詐欺Webサイトの警告

これにチェックを入れておくと、Safariでフィッシングサイトの可能性があるサイトに接続したとき、警告を表示してくれます。
これは、色々なサイトでオンラインショッピングを楽しむ方に限らず、ほとんどの方がオンにしておくべき設定です。

モーションと画面の向きのアクセス

この項目を有効にしないと、Webブラウザで実行されるスクリプト内からのモーションデータの取得ができなくなるというものです。
これにより、Webブラウザ上で動作するVR/ARコンテンツで問題が発生する可能性があります。
この設定がオフになっていた場合、たとえばiPhoneの動きに応じて表示を変更するようなコンテンツがそのままでは動作しなくなる可能性がありますが、デフォルトで「オフ」となっているため、特に特別んサイトにアクセスしない人は、ひとまず「オフ」にしておくことが良いでしょう。

カメラとマイクのアクセス

WEBブラウザーやそのほかのアプリが「カメラ」「マイク」の機能にアクセスするかどうかを設定する部分になります。
Safariなどのアプリを使って、インターネット上でいろいろなサイトを見ているときに、悪意のあるサイトがあり不正に「カメラ」「マイク」が動作してしまうことなどを防ぐことが可能になります。
特に普段カメラやマイクを使わない方、音声入力などの機能を使わない方は「オフ」にしておく方が良いでしょう

Apple Payの確認

こちらは、訪れたサイトにApple Payの有無の確認を許可するかの設定です。
これを「オン」にすると、Apple社やその子会社・代理業者があなたの情報の一部を収集したり送信したりすることに同意したことになります。

なるべく情報を出したくないという方は、この設定は「オフ」にしておきましょう。

 

それでもウイルス対策が気になるならソフト・アプリを導入

iPhone用セキュリティ対策アプリの選び方

iPhoneのセキュリティ対策を行うためのアプリはどのように選べば良いのでしょうか。
実は最近までiPhone用のセキュリティ対策アプリは事実上ありませんでした。それは、“安全である”と思われていたからです。しかし、現在では危険性について認識されてきたこともあり、大手セキュリティベンダーを含む各社からアプリがリリースされています。

そこで、選ぶ基準としてはPC用などと同じように以下の通りとなります。

  1. ウィルス検知機能は十分かどうか
  2. 軽量で高速で動作するか
  3. 盗難・紛失等の対策があればなおよし

これを踏まえて、iPhoneで使える代表的なセキュリティ対策アプリをいくつか比較してみましょう。

iPhone用セキュリティ対策主要4アプリについて

ノートンモバイルセキュリティ

セキュリティベンダー大手のシマンテック社によるアプリです。

シマンテック社はノートンシリーズとしてPC用のセキュリティ対策ソフトをリリースしているのでご存知の方も多いでしょう。
▶︎詳細はこちら
30日無料体験版あり

長所
  • 紛失、盗難時にアラームが出せる
  • 紛失、盗難時に位置情報で場所を確認できる
  • 24時間のサポート体制が整っている
短所
  • iPhone版ではウィルススキャン機能等はなく、あくまで紛失・盗難にあった際のサポートのみ

ウィルスバスターモバイル


セキュリティベンダー大手のトレンドマイクロ社によるアプリです。
トレンドマイクロ社はPC用のウィルスバスターシリーズで有名です。
▶︎詳細はこちら
30日無料体験版あり

長所
  • Webサイトのスキャンなどや脅威対策機能も充実している
  • facebookやTwitterなどのSNSのプライバシー設定機能を持っている
  • データバックアップ機能を持っている
短所
  • 値段が多少高価
    ダウンロード1年版¥3,065
    ダウンロード2年版¥5,637

Kaspersky Safe Browser


ロシアのセキュリティベンダーであるカスペルスキー社によるアプリです。

このアプリはセキュリティ対応のブラウザです。
▶︎詳細はこちら
30日無料体験版あり

長所
  • Webサイトの脅威防止機能が充実している(アンチフィッシング機能など)
  • ブロックするWebサイトの種類を自由に設定できる
短所
  • あくまでもブラウザなので、iPhone全体のセキュリティ対策は出来ない。

マカフィー・モバイル・セキュリティ


セキュリティベンダー大手のマカフィー社によるアプリです。

▶︎詳細はこちら

長所
  • 紛失、盗難時のデータ保護などの機能が充実している
  • 紛失、盗難時の位置検索ができる
  • データのバックアップ機能がある
短所
  • あくまで紛失、盗難時に向けた機能に特化しており、セキュリティ対策機能としては弱い。

総合的なセキュリティは「ウィルスバスターモバイル」

ここまで、下記4種のアプリを見てみました。

  1. シマンテック社の「ノートンモバイルセキュリティ
  2. トレンドマイクロ社の「ウィルスバスターモバイル
  3. カスペルスキー社の「Kaspersky Safe Browser
  4. マカフィー社の「マカフィー・モバイル・セキュリティ


これら4種を改めて見てみると、iPhone向けのセキュリティ対策アプリについては、現状は盗難や紛失への対策など特定の機能に特化しているものがほとんどであることがわかります。

ここで紹介したものについても総合的なセキュリティ対策アプリと言えるのは「ウィルスバスターモバイル」だけです。

したがって、アプリの使い方としては「ウィルスバスターモバイル」がオススメと言えるでしょう。このアプリを使うことで、iPhoneをセキュリティ上の脅威から効率よく確実に守ることが出来るのではないでしょうか。
▶︎ウィルスバスターモバイルの詳細はこちら

まとめ

総務省の「平成30年度版情報通信白書」でもスマートフォンの普及率が60%を超えていることが示されましたが、これに呼応するかのようにスマホを狙うウィルス等が増え、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)からも注意喚起やセキュリティ対策の指南が出されています。

よくスマートフォンのセキュリティ対策といえばAndroidの話でiPhoneは関係ないと思われているケースがありますが、それは完全な誤りです。iPhoneを狙うXcodeGhostのようなウィルスの例もあります。決してiPhoneも安全ではないのです。

攻撃されてから慌てるのではなく、“日頃のセキュリティ対策”を真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

[参考:端末別のセキュリティソフト・アプリの選び方]
セキュリティソフトの選び方と主要5ソフト比較
iPhone用セキュリティアプリの選び方と主要4アプリ比較
Android用セキュリティアプリの選び方と主要4アプリ比較
Mac用セキュリティソフトの選び方と主要5ソフト比較
iPad用セキュリティアプリの選び方と主要4ソフト比較

Mac用セキュリティソフトの選び方と主要5ソフト比較

パソコンやスマートフォンのセキュリティ対策が以前にも増して重要になっています。最近では、2014年のベネッセによる大規模な情報漏洩2015年の日本年金機構による情報漏洩事件など規模の大きな情報漏洩事件が次々に発生し、TVや新聞などのメディアを賑わせています。

この様な事件の原因として、故意の犯行によるものももちろんありますが、その大半はマルウェアや不正アクセスなどインターネット上の脅威によるものも多く、それらに対する対策は必須となっているのです。

今回は、Macに焦点を当てセキュリティソフトの特徴や選び方について考えてみます。

Mac用セキュリティソフトの選び方

インターネット上の脅威に対するサイバーセキュリティの意識の高まりとともに、インターネットや雑誌では「セキュリティソフト」について取り上げているものも多くなっています。様々なセキュリティソフトを取り上げて比較する記事は、どれを使えば良いのか分からないといった場合に非常に有効です。

しかし、問題は多くの場合「Windowsの記事はあってもMacの記事はない」ということです。「 Macは安全」と根拠のない通説を信じているユーザーも少なからず存在しているようですが、MacであってもWindowsと同じようにセキュリティ対策は必須です。

Macでセキュリティソフトを選ぶ際は、Windowsと同じく以下の4項目を満たす製品を選択しましょう。

  1. ウィルス検知性能は十分高いか
  2. Webでの脆弱性対策機能はあるか
  3. FacebookやTwitter等、SNSに対するセキュリティ対策機能はあるか
  4. 軽量で高速で動作するか

ただし、Macの場合はWindowsと比較してソフトウェアの選択肢が少なくなるケースがあるので注意が必要です。

Mac用セキュリティ対策主要5ソフトの比較

1 ノートン・セキュリティ

ノートンシマンテック社からリリースされているノートンシリーズはセキュリティ対策ソフトの定番の一つであり、Mac版でもWindows版と同じように高い性能を持っています。

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長所
  • 大手セキュリティベンダーであるという信頼感
  • ウィルスやインターネット上の脅威への対策機能が充実している
  • 個人情報等の保護機能もある
  • 動作が軽い
短所
  • Mac版にはファイルバックアップ機能がない

2 カスペルスキー・セキュリティ

カスペルスキーロシアのカスペルスキー社のソフトウェアで、日本では知名度は下がりますが、性能は非常に優れています。

ただし、Windows版に比べるとWebサイトの安全性をアクセス前にチェックしたり、ネット決済の脆弱性をチェックしたりする機能などが省かれています。
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長所
  • 未知のウィルス等への対策もあるなどウィルス検知性能が高い
  • フィッシング等から個人情報を守る機能もある
  • 急増しているランサムウェア被害を防ぐ機能を持つ
短所
  • Mac版では外出先でのWi-Fiのセキュリティ対策など、省かれている機能がある

3 ウィルスバスター for Mac

ウイルスバスタートレンドマイクロ社のソフトウェアで日本でも利用者の多い定番ソフトの一つです。

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長所
  • 大手ベンダーであるという安心感
  • ウィルス等の脅威への十分な対策がある
  • Web脆弱性に対する保護機能
  • FacebookやTwitterなどのSNSのセキュリティ対策がある
短所
  • 標準ブラウザであるSafariのセキュリティチェックに対応していない

4 ウェブルート・インターネット・セキュリティ

ウェブルートウェブルートは上記のソフトウェアに比べると知名度は低いですが、クラウドを活用した「高速かつ軽量」なソフトで評価の高いものです。

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長所
  • 動作が軽く速い
  • 価格が安い
  • ウィルス定義ファイルのダウンロードが不要なので、通信量が抑えられる
短所
  • ウィルス検出性能で不安が残る
  • 個人情報の保護などMac版には対応していない機能がある

5 F-secure SAFE

エフセキュアはセキュリティ対策ソフトウェアのベンダーとしては海外で高い評価を得ています。

企業のサーバ等では導入する事例もありますが、個人で使っている方はあまりいないのではないでしょうか。
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長所
  • ウィルス等の脅威検知性能は高い評価を得ている
  • 動作が軽いので、低スペックのPCでも問題ない
短所
  • 日本ではあまり知られていないので、情報が少ない

まとめ

今回取り上げた5つのソフトウェアは、Mac用のソフトウェアとしてある程度定番と言えるものですが、紹介したように性能や評価はかなり分かれます。この中では、特に下記に挙げる3製品がおすすめです。

F-secureも悪くはないのですが、国内であまり使われておらず情報が少ないというデメリットもあるので、初心者は避けた方が良いかもしれません。

最も大切なことは、必要な性能を持ったソフトウェアを選択・導入し、自分のMacを守ることです。今回の記事を参考にしてしっかりとした選択をして頂ければと思います。

[参考:端末別のセキュリティソフト・アプリの選び方]
セキュリティソフトの選び方と主要5ソフト比較
iPhone用セキュリティアプリの選び方と主要4アプリ比較
Android用セキュリティアプリの選び方と主要4アプリ比較
Mac用セキュリティソフトの選び方と主要5ソフト比較
iPad用セキュリティアプリの選び方と主要4ソフト比較

 

Android用セキュリティアプリの選び方と主要4アプリ比較

スマートフォンは従来型のフューチャーフォン、いわゆるガラケーと呼ばれる携帯電話と大きく異なり、パソコンと同じようにインターネット閲覧をしたり、アプリをインストールして使ったりするなど、まさに「小さなパソコン」と呼べるものになっています。

これはセキュリティ対策についても、従来の携帯電話と異なり、パソコンと同じような高度な対策が必要であることを示しています。ウィルスなどのマルウェアに感染するなど、これまでの携帯電話とはレベルの異なる対策が必要になるのですが、それにはどのようにすれば良いのでしょうか。

スマートフォンには大きく分けてAndroidとiPhoneがあります。iPhoneについては別記事で詳しく触れていますので、そちらを見ていただくとして、本記事ではAndroidについて取り上げます。

Androidのセキュリティ基本情報

一般にAndroidはiPhoneに比べてセキュリティ的に“安全ではない”と思われているケースも多いです。

それは、iPhoneがアプリはすべてアップル社が審査し、通過したもののみをAppStoreで配布という形をとっているのに対して、Android用のアプリはGoogle Play Storeだけでなく、他の場所でも自由に配布されていることが関係します。

つまり、アプリが非常に多く出回るという面では良いのですが、中には悪意を持って作られたアプリがあるということを意味しているのです。

Android用セキュリティ対策アプリの選び方

悪意を持って作られたアプリへの対抗策として重要なのが「セキュリティアプリ」ですが、Androidであってもその選択基準はiPhoneと変わりありません。

  1. ウィルス検知機能は十分かどうか(脆弱性検知や、フィッシング詐欺などの対応できればなお良し)
  2. 軽量で高速で動作するか
  3. 盗難・紛失時の対応

ただし、先ほども説明しましたが、AndroidはiPhoneと比較しても悪意のあるアプリ等が多くなる可能性があるので、より性能の高いものが求められます。

では、これを踏まえてAndroidのセキュリティアプリをいくつか挙げてみましょう。今回は、iPhone用のアプリと同じようなベンダー選定にします。

Android用セキュリティ対策主要4アプリについて

1 ノートンモバイルセキュリティ

セキュリティベンダーとしてノートンシリーズのPC用のセキュリティ対策ソフトをリリースしている大手のシマンテック社によるアプリです。

こちらはiPhone版もリリースされていますが、盗難・紛失時の対策機能に特化していたiPhone版と異なり、Android版はセキュリティ機能も充実したものとなっています。
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長所
  • 不正なアプリを検出しブロックできる
  • フィッシング詐欺等の対策機能がある
  • 24時間のサポート体制が整っている
短所
  • 1年間で2,800円の費用が発生する

2 ウィルスバスターモバイル

セキュリティベンダー大手のトレンドマイクロ社によるアプリです。

こちらもiPhone版がありますが、Android版の方がセキュリティ機能は充実しています。
▶︎詳細はこちら

長所
  • Webサイトのスキャンや脅威対策機能が充実している
  • iPhone版にはない不正アプリのブロック機能がある
  • FacebookやTwitterなどSNSのプライバシー設定機能がついている
  • データバックアップ機能が備わっている
短所
  • ダウンロード費用が高額(1年版:3,065円/2年版:5,637円)

3 カスペルスキーセキュリティ

ロシアのセキュリティベンダーであるカスペルスキー社によるアプリです。

iPhoneではKaspersky Safe Browserというあくまでもブラウザでしたが、こちらは統合セキュリティ対策アプリとなっています。
▶︎詳細はこちら

長所
  • Webサイトの脅威防止機能が付いている
  • 不正アプリの検知とブロック機能がある
  • 盗難、紛失対策の機能がある
短所
  • ダウンロード費用が高額(1年版:3,980円/2年版:6,980円/3年版:8,980円)

4 マカフィー・モバイル・セキュリティ

セキュリティベンダー大手のマカフィー社によるアプリです。

▶︎詳細はこちら

長所
  • 紛失、盗難時のデータ保護など機能が充実している
  • ウィルス対策や不正アプリのブロックがある
  • SNSのセキュリティ対策機能がある
  • データバックアップ機能が備わっている
短所
  • ダウンロード費用が高額(1年版:3,065円)

最後に

比較を見てみると、いずれのアプリも機能としては充実していることがわかります。

どの製品を選んでも満足いく効果が得られると思いますが、カスペルスキーセキュリティなどPCなどにも使えるソフトもありますので、選ぶ際はそれを選択するとコストパフォーマンスが良いでしょう。
▶︎カスペルスキーセキュリティの詳細はこちら

[参考:端末別のセキュリティソフト・アプリの選び方]
セキュリティソフトの選び方と主要5ソフト比較
iPhone用セキュリティアプリの選び方と主要4アプリ比較
Android用セキュリティアプリの選び方と主要4アプリ比較
Mac用セキュリティソフトの選び方と主要5ソフト比較
iPad用セキュリティアプリの選び方と主要4ソフト比較