ブランド別セキュリティソフト比較

セキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド」の特徴・評判など

かつてセキュリティソフト全般を指すときについ「ウイルスバスター」と呼んでいた方も多かったですね。それくらい日本国内ではセキュリティソフトの代名詞として知られているウイルスバスターですが、その座に甘んじることなく2019年度も進化を続けているようです。



ウイルスバスター クラウドの特徴や導入メリット

1989年に誕生したトレンドマイクロ社。コンシューマー向け製品販売数ナンバーワンの実績で信頼を勝ち得ています。“はじめての1本”のセキュリティソフトとして安心して使える製品です。

日本国内のコンシューマー向けで実績

コンピューターウイルスという概念が登場したのは1980年代のこと。現在は、コンピューターウイルスにとどまらず数えきれない種類のマルウェアが開発され、攻撃も複数の手法を組み合わせたものが大半であるため、”ウイルス”とはセキュリティソフト業界においては若干時代錯誤な製品名だったりします。

そんな中「ウイルスバスター」を名乗り続けるのは、日本国内のコンシューマーの間で「ウイルスバスター」の名前が定着し過ぎていまさら変えられないからなのです。

トレンドマイクロ社は日本国内に株式公開はしていますが、CEOは台湾人、メインの解析拠点がフィリピンと米国というグローバル企業です。そんな中、日本国内には日本独自の脅威を中心に解析する研究所も構えており、いかに日本国内のユーザーに手厚いかが企業姿勢からも明らかです。

手厚いカスタマーサポート

上述のとおり日本国内のユーザーを大切にする企業方針に乗っ取り、ウイルスバスター クラウド最新版の3本柱のひとつがプレミアム版に付属の「デジタルライフサポート」による365日のサポート。

ウイルスバスター クラウドの操作だけではなく、PCやスマホ、プリンタやソフトウェアなどの操作や設定までサポート範囲となっています。

PCはじめ技術に詳しくない方には頼れるサービスであることは間違いありません。

365日毎日対応かつLINEでも相談できるため非常に気軽に利用できます。

LINEでサポートセンターへ相談

ウイルスバスターサポートセンターはLINEでの相談も対応とのことですので問い合わせしてみます。

まず、サポートセンターのページから「いますぐ質問する」をクリックします。

LINEのお友達登録用QRコードが表示されるので、読み込みます。

「追加」でキャラクター犬クルーク君と友達になります。

あとはチャットで聞きたいことを聞くだけ。

誰もが日常的に使っているLINEで何でも相談できて、問い合わせまでのハードルがぐっと下がっています。

ウイルスバスター クラウドの性能

第三者機関からの評価にも触れつつ、トレンドマイクロ社が“当社独自“と胸を張る「XGenセキュリティ」について解説します。

第三者機関からは総合力で評価が高い

セキュリティ製品の有名な性能評価機関のひとつAV TESTによる20192月度に実施のレビュー結果が発表されています。

こちらはWindowsのコンシューマー向け製品のテスト結果ですが、トレンドマイクロの製品は、19社中18位の結果と正直なところ期待はずれな結果と言わざるを得ません。

  防御 パフォーマンス ユーザビリティ
トレンドマイクロ 5.5点/6点満点 5点/6点満点 6点/6点満点

引用The best antivirus software for Windows Home User/AV TEST

一方、年間を通しての性能を表彰する「AV-TEST Awards 2018」を受賞していますAV-TESTのCTO、Maik Morgenstern氏は「2018年トレンドマイクロはコンシューマー分野でも法人向け分野でも常に優れたレビュー結果を得たための受賞」と述べています

コンシューマーも法人も「あらゆる分野を横断して守る」という一段上の視点で製品作りをするのがトレンドマイクロ社なのです。

先進技術と実績を融合したXGenセキュリティ

「あらゆる分野を横断して守る」という企業方針が色濃く反映されたトレンドマイクロの防御アプローチ「XGen」を紹介します。

トレンドマイクロだけでなく各セキュリティ企業ともにAI(人工知能)による脅威からの保護には早くから着目し、製品化しています。実際「AIが守る!」などという宣伝文句を見かけた方も多いのではないでしょうか。

「XGen」とは

「XGen」は、成熟した技術と新しいAI(人工知能)技術をブレンドした多層防御で、次の3つのレイヤーで保護するアプローチです。

  • 侵入を防止するWeb脅威対策
  • 進入時に検知するAI技術による機械学習型スキャン
  • データを保護するフォルダシールド

引用ウイルスバスター クラウド「XGen」

トレンドマイクロは「現在の結論では、残念ながらAI技術だけでお客様は守れない」と述べています。また、AIは万能ではなくAIによる誤検出・過検出がある前提で製品が設計されています。

「成熟した技術と新しいAI技術をブレンドする」というXGenの発想は、闇雲に新しい技術を持ち上げるのではなく、新しい技術の欠点をも先回りで対策を施しておくアプローチなのです。

製品ナインナップと価格

「ウイルスバスター クラウド」の製品ナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
ウイルスバスター クラウド(ダウンロード版) 12,780円(3年版)
9,680円(2年版)
5,380円(1年版)
1つで3台まで利用可能
ウイルスバスター クラウド+
デジタルライフサポート【プレミアム】(ダウンロード版)
18,580円(3年版)
13,800円(2年版)
7,980円(1年版)
・1つで3台まで利用可能
・365日相談できるよりそい安心サポート
ウイルスバスター for Mac(ダウンロード版) 3,480円(1年版) ・1つで1台利用可能

※2019年4月2日調べ。いずれも税込価格

ウイルスバスター クラウドの評判・口コミ

ウイルスバスター クラウドの日本国内での知名度は言うまでもなく口コミも溢れています。ここでは海外版ウイルスバスター クラウドがどのような評判や口コミを集めているのか見てみましょう。

良い口コミ

I love this program. Easy to use and install. Great buy. What I love most is Trend Micro comes with a vault. You can store files inside this vault (password protected) so no one else has access.
(使い方もインストールも簡単なのでこの製品が気に入っています。一番好きな機能はリモートファイルロック機能です。パスワード保護された保管庫の中にファイルを保存することができるので他の誰かの無用なアクセスを避けられます。)

引用Trend Micro Maximum Security 2019/Amazon

悪い口コミ

Latest trend micro update sent me into a never ending windows 10 automatic repair loop. Checked the trend micro site and none one of their suggested fixes worked.
(最新のトレンドマイクロアップデートにより、Windows 10の自動修復ループが延々と続きました。トレンドマイクロのサイトをチェックして対策を調べましたが、どれもうまくいきませんでした。)
引用Trend Micro Maximum Security 2019/Amazon

なお、上述の自動修復ループに関する口コミの詳細は不明ですが、ウイルスバスターのヘルプページでは不具合発生時にアンインストールツールを実行するように案内しています

まとめ

2019年は法人向け事業に注力するとの事業計画を発表したトレンドマイクロ。コンシューマー向け製品で培った実績に相当の自信があるからこその計画と言えます。ウイルスバスター クラウドは、サポートの手厚さからもはじめの1本のセキュリティソフトを探している方におすすめしたい製品です。



セキュリティソフト「Sophos Home Premium」の特徴・評判など

2,000名以上の従業員を抱えるイギリスの大企業Sophos社。Sophos(ソフォス)製品の強みは法人向けセキュリティ製品開発で蓄積した技術にあります。

本記事ではセキュリティソフト「Sophos Home Premium」について説明します。

Sophos Home Premiumの特徴や導入メリット

Sophos Home Premiumの最大の特徴は、性能の高さにあると言えます。

法人向けセキュリティ製品に注力

一般ユーザーの間では“Sophos(ソフォス)” という企業名を聞いても、名前は知っているがセキュリティソフトの企業としては印象が薄いというところでしょう。一方、Sophos社の実際は、ヨーロッパを市場の中心とした大規模セキュリティ会社です。そのビジネスの中心は法人向けセキュリティ製品の提供にあります。

情報処理推進機構 (IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2019」で法人や組織を狙う攻撃として「サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃」がランクイン。サプライチェーン攻撃では、まずサプライチェーン上の最も脆弱な企業へ攻撃を仕掛けサプライチェーンのネットワークに侵入します。侵入後はチェーンの中枢を担う大企業・大組織めがけて一気にネットワーク内を駆け上がります。サプライチェーン攻撃を受けてしまうと、調達から販売までの一連のシステムが一網打尽、たった一度の攻撃で大損害となります。このような大規模セキュリティ攻撃の急増もあり、各セキュリティソフト企業もここ数年、法人向け製品の開発へ注力しはじめました。

参照IPA「情報セキュリティ10大脅威2019」を発表、新たな脅威がランクイン

Sophos社の設立は1985 年、セキュリティ企業としては歴史が古く、他社が法人向け製品へ軸足を移す前から法人向け製品に注力している企業です。一般コンシューマー向けよりも対応に要する技術的難易度の高い、法人向け製品に早くから注力し、蓄積された情報や技術を「Sophos Home Premium」にも投下している点が、Sophos製品の強みです。

Sophos Home Premiumの性能

Sophos製品の性能や技術面について説明します。

高い防御力

セキュリティソフトを客観的に評価するために、各社とも第三者機関に自社製品の評価を依頼することが多くあります。

独立系評価機関MRG Effitasが、Sophos製品も参加している評価テスト「360 Assessment & Certification Programme」2019年第2四半期版を公開していますので、結果を確認しましょう。

引用:360 Assessment & Certification Programme/ Understanding Grade of Pass

評価対象となっている「Sophos Intercept X」とはSophos Home Premiumにも搭載されている総合機能のことで、基本的な従来型の技術とAIをはじめとする最新の技術を組み合わせた機能です。

結論として、Sophos製品および他社8製品が「すべての脅威を検出した」Level1の製品として認証されています。

振る舞い検知での高検出率

MRG Effitasによるこの2019年第2四半期版の評価テストには12社が参加し、うちSophos製品および他社8製品がLevel1を獲得しており、Sophos製品だけが突出して優れているとは言えません。

ただ、Sophos製品が特徴的なのはその防御手法の内訳です。

引用:360 Assessment & Certification Programme/Financial malware

上表は金銭を狙うマルウェアの検出テストの結果で、赤またはオレンジは検出ミス、緑または水色は検出成功です。Sophos製品も左から6社と同様、緑と水色で100%の検出成功率ですが、Sophos製品は水色の割合が他社より多いです。水色部分は振る舞い検知での検出を示しています。

Sophos製品の振る舞い検知

ウイルス定義ファイルを用いた従来型の検出方法ではなく「マルウェアや不正なファイルが行うであろう挙動」を検出するのが振る舞い検知です。新たに登場するマルウェアの数が多すぎてウイルス定義ファイルの更新が追いつかないため、振る舞い検知技術が誕生しました。

確認するものはファイルそのものではなくその挙動(振る舞い)であるため、世界で一度も確認されたことがないマルウェアであっても、“怪しい挙動を行うファイル”として振る舞いを検知できますが、判断を誤って正規のファイルまで検出してしまうこともあるのが欠点です。

ウイルス定義ファイルの更新に頼らず検出できる振る舞い検知ですが、誤検出もしてしまうリスクがあるため、各社とも振る舞い検知技術に相当の自信がないと振る舞い検知に比重をおいた製品構成にはできません。

振る舞い検知の根拠となるのは、脅威の解析専門機関SophosLabs が提供する解析情報です。検出率100%の内訳を見ても、SophosLabsの解析に絶対の自信を持った上で製品を構成していることが分かります。

Sophos Home Premiumの機能一覧

「Sophos Home Premium」の機能を無料版の「Sophos Home Free」との比較で示します。

機能 内容 Sophos Home Premium Sophos Home Free
マルウェアの除去
リアルタイムウイルス対策 解析を専門に行うSophosLabsが、24時間 365日体制で最新の脅威を解析し、ユーザーにリアルタイムでの保護を提供
AI(人工知能)を搭載 ディープラーニングを搭載したAIが、ファイルが実行される前に評価を完了することで、ゼロデイ攻撃(未知の脆弱性を悪用した攻撃)を防御
ランサムウェア対策 デバイス内のデータにアクセスを試みるプロセスを常時スキャン ×
インターネットバンキング保護 銀行情報やクレジットカード情報を傍受するサードパーティのソフトやキーロガーからの保護 ×
プライバシー保護 外部からWebカメラやマイクにアクセスする試みがあった場合に警告を表示。キーストロークを暗号化してキー操作の傍受を防ぐ ×
個人情報の保護 パスワードのセキュリティを保護 ×
高度なWebセキュリティ フィッシング攻撃用のWebサイトや侵害された可能性のあるWebサイトなどをブロック ×
保護者向けWebフィルタ機能 子供がインターネットで閲覧できるコンテンツを制御
リモート管理 クラウドベースの管理で同居家族から別居家族まで、利用場所を問わずに各デバイスのセキュリティをWebブラウザで管理可能
プレミアムサポート ×
最大10台までのデバイスを保護 Windows/Macともに対応。 ×(3台まで)

プレミアムサポートという機能名ではありますが、内容には難があります。月曜から金曜まで、メールとチャットでサポート担当者に問い合わせ可能ですが、英語のみとなっており日本語でのカスタマーサポートはありません。

製品ラインナップと価格

「Sophos Home Premium」と無料版の「Sophos Home Free」の製品ナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
Sophos Home Premium 5,990円(1年版)
7,190円(2年版)
Windows/Macに対応
Sophos Home Free 無料 Windows/Macに対応

※2019年9月30日調べ

Sophos Home Premiumの評判・口コミ

Sophos Home Premiumを実際に導入したユーザーの評判や口コミを見てみましょう。

良い口コミ

Its cloud-based configuration and generous licensing makes it possible to protect a household and an extended family, giving it an edge over its nearest competition.
(クラウドベースでの構成と10台までと多くのデバイスにインストールできることにより、家庭内のデバイス全体を保護できる点が競合他社よりも有利)

引用: Sophos Home Premium /Macworld

Sophos Home Premiumに対する良い口コミでは、Macユーザーからのコメントが目立ちます。無料版であるSophos Home FreeはMacにも対応していますが、無料版でMacにも対応したセキュリティソフトは珍しいです。

悪い口コミ

Even worse, subsequent full scans were equally slow.
(その後のフルスキャンも同様に低速だった)

引用:Sophos Home Premium /Macworld

スキャンの速度が遅いとユーザーは使用感が悪いと感じます。各第三者機関での評価では速度や軽さは「パフォーマンス」としてテストされますが、確かに、AV-ComparativesによるパフォーマンステストでもSophos製品は参加14社製品中で11位と優秀とは言えない評価が下っています。

まとめ

「Sophos Home Premium」は、1ライセンスで10台までインストールできる数少ないセキュリティソフトです。インストール台数が多い場合にはコストパフォーマンスが良いです。

また、Sophos Home Premiumは日本語でのサポートがないため、英語での対応を避けたい方にはおすすめできませんが、長年蓄積してきた法人向け製品のノウハウを投入しており、性能面で信頼のおけるセキュリティソフトです。

セキュリティソフト「Avira Antivirus Pro」の特徴・評判など

セキュリティソフト開発企業としては老舗とも言えるドイツの企業Avira 社。Avira 社のセキュリティソフト「Avira Antivirus Pro」は日本語化と日本語カスタマーサポートに難がありますが、日本国内でも利用者の多いセキュリティソフトです。

本記事ではセキュリティソフト「Avira Antivirus Pro」について説明します。

Avira Antivirus Proの特徴や導入メリット

「Avira Antivirus Pro」の最大の特徴は、性能の高さと個人情報の取り扱いにあると言えます。

多くの企業から信頼を集めるメーカー

Avira 社の設立は1986年と古く、1988年に発表した製品「AntiVir」は中小規模ネットワークおよびクライアントPCのドイツ国内市場で約70%のシェアを誇ります。

Avira 社のスキャンエンジンは、F-Secure、Microsoft、SOPHOSなどを含む世界各国の企業にOEM供給されています。Avira製品への信用があってこそですが、信用の根拠となっているのは性能のみでなく、ユーザー保護に関する企業姿勢にもあるようです。

ユーザーから収集した個人情報の扱いが明確

デバイス内のデータや情報の保護がセキュリティソフトの役割であるため、セキュリティソフトはデバイス内のあらゆる場所に深くアクセスできなければその目的を達成できません。

セキュリティソフトはユーザーのすべての個人情報を握っていると言っても過言ではない一方、セキュリティソフトが収集したそれら個人情報の扱いには無頓着なユーザーが多すぎます。機能が他社と比較して遜色ない割に、著しく安価なセキュリティソフトウェアなどがありますが、そのような場合は企業のポリシーページを要チェックです。

Avira社に限らず、セキュリティソフトが収集する個人情報に関して、その扱いを明示する義務があり、大抵の場合、各企業の公式Webサイトのフッター部分のリンク、またはソフトウェアインストール時のポップアップ下方のリンクに掲載されています。

引用:Avira

高機能な割に著しく値段だけが安いセキュリティソフトウェアでは、セキュリティソフトがユーザーから吸い上げた個人情報が企業の収益となっている可能性があります。
Avira社に関しては、他社と比較して個人情報の取り扱いがかなり厳格で、情報開示が“包み隠さず”行われているのが特徴です。

Aviraの個人情報保護

Avira社はユーザーから収集した情報を「EU一般データ保護規則(GDPR)」に従って管理しています。GDPRとはEUにおける個人データ保護に関する法律で、仮に、個人データの処理に関する原則を遵守しなかった場合は、「企業の全世界年間売上高の4%、または2,000万ユーロのいずれか高いほう」が制裁金として課せられるという、世界で最も厳しいデータ保護法の1つです。

また、Avira社は自社が従うべき原則が明記され、他社と比較しても説明が詳細かつ分かりやすく記載されており、ユーザーの個人情報は守り抜くという姿勢が見られます。

掲載義務のない自主協定も制定してユーザーに開示している点にも、Avira社の個人情報保護の姿勢が現れています。

Avira Antivirus Proの性能

Avira製品の性能や技術面について説明します。

高評価が継続

Avira社が多数の企業から継続して信用を勝ち得ている証拠として、セキュリティソフトを客観的に評価する第三者機関による評価結果を確認してみましょう。

結論から言えば、Avira製品に対する第三者評価機関からの評価は非常に高いです。2018年度、Avira製品は著名な第三者評価機関の一つAV-Comparativesにより「Top-Rated Products 2018」として選出されています。評価機関が高い性能を認める製品は他社製品でも多数ありますが、Avira製品の特徴としてその高評価が継続している点が挙げられます。

次表は「実使用環境における防御テスト」の2017年2月度から2019年度5月までの評価結果です。

参照:AV-Comparatives / Avira

2年3か月の間で防御率が99.5%未満だったことがなく、ADVANCED+受賞も5回あります。瞬間的な高評価ではなく、高い性能を維持していることがパートナー企業から信頼されている理由に他なりません。

Avira Antivirus Proと無料版との違い

「Avira Antivirus Pro」と無料版の「Avira Free Antivirus」の機能の違いを説明します。

機能 Avira Antivirus Pro Avira Free Antivirus
ウイルススキャナ (ランサムウェア、ウイルス、トロイの木馬などから保護)
感染したファイルを修復
感染したサイトをブロック
フィッシング攻撃 (ソーシャルネットワーク、Eメールなど) をブロック
不必要である可能性が高いプログラムをブロック
ダウンロードデータ、Torrent、クラウドストレージをスキャン ×
電子メールの添付ファイルをスキャン ×
USBデバイスをスキャン ×
広告なし ×
無制限のカスタマーサポート ×

無料版と比較してAvira Antivirus Proでは、スキャンできる対象が追加されています。
例えば、無料版でも有料版でも不正なWebサイトをスキャンしてブロックできますが、何らかの理由でWebサイトのチェックをすり抜けて不正なファイルをダウンロードしてしまった場合、有料版ではそのダウンロードデータもスキャンできます。

また、Torrentやクラウドストレージなどユーザーが警戒心なく日常的に使用するサービスもスキャンします。

製品ラインナップと価格

「Avira Antivirus Pro」と無料版の「Avira Free Antivirus」の製品ナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
Avira Antivirus Pro 4,019円(1台用・1年版)
5,169円(3台用・1年版)
6,322円(5台用・1年版)
Windows / Macに対応。
1年版の他、1か月版、2年版、3年版もあり。
Avira Free Antivirus 無料 Windows/Mac/iOS (iPhone/iPad)/Android用

※2019年9月28日調べ(税込価格)

Avira Antivirus Proの評判・口コミ

Avira Antivirus Proを実際に導入したユーザーの評判や口コミを見てみましょう。

良い口コミ

Best antivirus out there that doesn’t slow down my computer
(コンピューターの速度を落とさず、最高のアンチウイルスです。)

引用: Avira Antivirus Pro /Amazon

Avira Antivirus Proについては良い口コミと悪い口コミとで真逆のコメントが多くあり、重くなったというコメントと重くならないというコメントが混在しています。ただ、防御機能に関しては悪い評価はありませんでした。

悪い口コミ

After installing this on a Dell computer I had had for one week, my computer started freezing and locking up. I’ve purchased Avast!, WebRoot, and Kaspersky and never had an experience like this.
(Dellコンピューターにインストールすると、コンピューターがフリーズしてロックアップしはじめました。私はAvast!、WebRoot、Kasperskyを購入したことがありましたが、このような経験はありませんでした。)

引用:Avira Antivirus Pro /Amazon

コメントの真偽は不明ですが、このユーザーの場合は各社のセキュリティソフトウェアを同じパソコンにインストールした可能性もありそうです。セキュリティソフトは一度インストールするとコンピューターのシステムにも影響を与えるため、アンインストールしたとしても、その後他社製品をインストールしたときに思わぬ不具合を引き起こすことがあります。

まとめ

「Avira Antivirus Pro」は、日本語へのローカライズが中途半端であるため、英語での対応に不都合がある方へはおすすめはできませんが、性能面で評価が高いことと、個人情報保護の面から信用できるソフトウェアです。

セキュリティソフト「KINGSOFT Internet Security」の特徴・評判など

「KINGSOFT Internet Security」は、日本国内でシェアを伸ばしているセキュリティソフトの中では珍しく中国製です。

本記事では、無料セキュリティソフト「KINGSOFT Internet Security」について説明します。

KINGSOFT Internet Securityの特徴や導入メリット

KINGSOFT Internet Securityの特徴を紹介します。

軽くてシンプル

KINGSOFT Internet Securityは動作が軽くて、UI画面がシンプルなため、継続して使用するユーザーも多いセキュリティソフトです。そして、完全無料ながら広告が表示される以外は機能制限もなしという、コストパフォーマンスの良さが最大のメリットです。

KINGSOFT Internet Securityが軽いと言われる理由の一つが、クラウドウイルススキャン技術の採用です。デバイスをスキャンするとき、他社のセキュリティソフトの多くでは、デバイス上に保存されたパターンファイルを参照してスキャンしますが、KINGSOFT Internet Securityではデバイス上にはパターンファイルを保存しません。

クラウド上に保存されたパターンファイルを使用してオンラインでデバイス監視し、解析をします。このため、常時オンラインの状態であることがKINGSOFT Internet Securityの動作条件になっています。

サポート体制が充実

KINGSOFT Internet Securityの特徴のうち、特に初心者のユーザーに有益なのが手厚いサポートです。KINGSOFT Internet Securityは無料のセキュリティソフトながら、次のようなカスタマーサポートが受けられます。

  • チャットボットによるチャットサポート
  • メールでの問い合わせ
  • 電話での問い合わせ

いずれの問い合わせ方法でも、個人のユーザーの場合は原則無償となっています。

KINGSOFT Internet Securityの性能

KINGSOFT Internet Securityの性能や技術面について説明します。

防御力に課題あり

セキュリティソフトの性能面を客観的に知るためには、第三者評価機関による評価テスト結果が参考になります。著名な第三者評価機関のひとつAV-Comparativesによる「現実的な使用状態における防御テスト」の結果です。

2014年8月~11月度のこの防御テストには23社の製品が参加していますが、KINGSOFT社の製品は防御率93.5%で18位と今ひとつの評価結果でした。

引用:AV-Comparatives /Real-World Protection Test August-November 2014

評価を下げた原因は、正規のファイル/URLまで誤って検出してしまう誤検出が多かったことが一因で、KINGSOFT社は、平均値の16回(回数が少ないほど良い)を下回り、19回の誤検出でした。

ご紹介したテスト結果は2014年のものと古い理由は、そもそもKINGSOFT社は2014年度を最後にテストへの参加がないためです。AV-Comparatives同様に著名な第三者評価機関であるAV-TESTでも、KINGSOFT製品は2014年のテスト参加が最後になっています。第三者評価機関での評価テストには主要なセキュリティソフトの多くが参加しているものの、テストへの参加は任意です。

性能に相当の自信がないと、セキュリティベンダーにとってはテストへの参加が逆に評判を落とす要因になってしまいますが、KINGSOFT社が第三者評価機関のテストへの参加を突然取りやめた理由が気になるところです。

KINGSOFT Internet Securityの搭載機能

KINGSOFT Internet Securityに搭載されている機能は次のとおりです。

  • フィッシングサイト対策機能
  • ウイルス・トロイの木馬・マルウェア駆除
  • 個人情報漏洩の防止
  • ルートキット対策
  • ウイルススキャン
  • ブートスキャン
  • ウイルスデータベース
  • パターンファイル更新
  • 外部記憶域自動スキャン
  • レジストリ領域の監視スキャン
  • 接続設定の監視
  • ヒューリスティックスキャン
  • CPU使用率低減
  • 自動再生禁止ツール
  • リアルタイムガードによるウイルス駆除
  • ブラウザ保護
  • ブラウザの設定変更阻止
  • ダウンロードの監視
  • Wifiテザリング機能
  • セキュリティアクセス
  • パスワード管理
  • WEBカメラ監視

一覧表を見る限り多くの機能が搭載され、しかも無料なので「機能が多い=優れたソフト」と思いがちですが、必ずしも機能が多ければ良いという結論にはならない点に注意してください。

インターネットセキュリティ情報収集ポリシー

セキュリティソフトの目的はユーザーのデバイスの防御であるため、システム領域へのアクセスからデバイス内の個人情報の閲覧まであらゆる権限が与えられています。
本来、デバイス内の個人情報を守るべきセキュリティソフトウェアベンダーによる個人情報収集に目を光らせる必要があるのも事実です。

KINGSOFT社の場合は、キングソフトインターネットセキュリティ情報収集ポリシーでKINGSOFT Internet Securityの無料版では、次の情報を収集すると記載されています。

  • 本ソフトウェアのID 番号、バージョン番号、およびインストールに関する情報
  • 登録されたユーザー属性情報
  • ユーザーのWebサイト利用履歴に関する情報

また、KINGSOFT Internet Securityから収集した情報を、KINGSOFT社と秘密保持契約を結んだ第三者に提供することがあるとも記載されています。「秘密保持契約を結んだ第三者」を信用できるかどうかはグレーな部分でもあります。

“無料”には理由があります。情報収集ポリシーや個人情報の扱いなど各ベンダーの姿勢を確認してから慎重にダウンロードすべきです。

対応OS

KINGSOFT Internet Securityの動作環境はMicrosoft Windows 7 / 8.1/10です。モバイル用には「KINGSOFT Mobile Security Plus」がAndroid用・iOS用と提供されており、アプリストアからダウンロードできます。

KINGSOFT Mobile Security Plusの紹介ページには値段がはっきりと記載されていないのでダウンロード前に注意が必要です。

引用: 総合セキュリティ – キングソフト モバイルセキュリティ プラス/Google Play

KINGSOFT社の公式Webページおよび公式アプリストアいずれの説明を参照しても、一見では無料ですべての機能が使用できるように見えます。実際は、インストールは無料ですが月額300円で定期購読しないと各種機能は使えません。

定期購読は自動更新かつGoogleアカウント/Appleアカウントへの請求となっており、定期購読の解除はGoogleアカウント/Appleアカウント上で操作しないとできない点に注意が必要です。

製品ラインナップと価格

無料版「KINGSOFT Internet Security」と有料版のナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
KINGSOFT Internet Security
(無料版)
無料 広告表示あり
ブラウザのスタートページがStartHomeに設定される
KINGSOFT Internet Security
(有料版)
2,000円(1台まで)
3,980円(3台まで)
4,980円(5台まで)
広告表示なし

※2019年9月26日調べ(税込)

KINGSOFT Internet Securityの無料版と有料版の機能差は、広告の有無です。また、無料版ではブラウザのスタートページがStartHomeに設定され、Internet Explorerで新規タブを開くたびに「StartHome」ページが表示される設定になっています。(設定の解除は可能)

KINGSOFT Internet Securityの評判・口コミ

KINGSOFT Internet Securityを実際に導入したユーザーの評判や口コミを見てみましょう。

良い口コミ

最安値を更新され、信頼のおけるメーカーだったので購入しました。セキュリティソフトを探していたのですが安価で更新料が不要でユーザーに優しいソフト、これがそうです。

引用: KINGSOFT Internet Security /Amazon

KINGSOFT Internet Securityの口コミは高評価であるものが多いです。有料版でも他社と比較して3割から5割ほど価格が安いため、コストパフォーマンスが良いと評価されているようです。

悪い口コミ

早速インストールし使用していましたが、ディスクのトラブルが生じてしまい、全てのソフトを入れ直さないといけなくなりました。

引用:KINGSOFT Internet Security /Amazon

コメントの真偽は不明ですが、KINGSOFT Internet Securityに関する悪い口コミの数は多くありません。

まとめ

無料をうたうセキュリティソフトは複数ありますが、サポートが手厚い無料セキュリティソフトは他に見つけるのが難しいです。無料ながら手厚いサポートが受けられる点が「KINGSOFT Internet Security」の強みです

セキュリティソフト「Bitdefenderインターネットセキュリティ」の特徴・評判など

「Bitdefender」は、日本国内においては有名なセキュリティソフトと言えないかもしれません。一方、セキュリティソフトの心臓部であるセキュリティエンジンを多くの企業にOEM供給しており、「名前は知らないが実は日常的に使っている」のがBitdefender製品です。

本記事では、Bitdefender製品のうち、中価格帯の製品として販売されている「Bitdefenderインターネットセキュリティ」について説明します。

Bitdefenderインターネットセキュリティ」の特徴や導入メリット

Bitdefender社や「Bitdefenderインターネットセキュリティ」の特徴を紹介します。

世界最大の配信インフラ

Bitdefender社は社員数1,600名ほどとセキュリティ企業としては準大手規模でありながら、企業の公式サイトで「世界最大のセキュリティ配信インフラを備えている」と明言しています。“世界最大”の根拠となるのが150カ国を超えるOEMパートナーとの協業で、他社製品の心臓部としてBitdefender製品を供給することで、配信インフラとしては世界最大の規模を実現しています。

セキュリティソフトという製品において、企業名が有名であることとその企業が与える影響の大きさは全く比例しないことが、Bitdefender社のビジネスモデルからも垣間見られます。

高い防御率

Bitdefender製品は代表的な第三者評価機関であるAV-TESTによる評価テストでも継続して高得点を取り続けています。

引用:AV-TEST/Bitdefender

Bitdefender社製品は、特に防御力のテストにおいて、53回の評価テスト中、満点を逃したのが10回のみとなっています。

Bitdefender CENTRAL

Bitdefenderインターネットセキュリティ以外の他のBitdefender製品でも共通ですが、特徴的なしくみとして「Bitdefender セントラル」があります。

他社のセキュリティソフトでは、製品をインストールするとその設定や確認などは、インストールしたPCやデバイス上でアプリケーションを立ち上げて行いますが、Bitdefender製品ではブラウザベースのポータル「Bitdefender セントラル」ですべての設定を行います。ブラウザからアクセスできるため、デバイス上でアプリを立ち上げる必要がなく、外出先からでも他のデバイスの管理ができるなど、複数のデバイスを使用しているユーザーには便利な機能です。

Bitdefenderインターネットセキュリティの性能

「Bitdefenderインターネットセキュリティ」の性能や技術面について説明します。

Webからの脅威への対策

上述のとおり、第三者評価機関であるAV-TESTからも防御力が評価されているBitdefender製品ですが、別の評価機関AV-Comparativesでのテスト結果も確認してみましょう。

ランサムウェアという脅威が大きな問題となっています。ランサムウェアとは、感染ユーザーのデバイス内のファイルを暗号化する上、画面まで乗っ取り、「ファイルを復号(復元)して欲しくば身代金を払え」とランサム(身代金)を要求し続けるマルウェアです。ユーザーはデバイスをまったく操作できないため、ファイルを修復するために泣く泣く高額な身代金を支払ってしまうという実例が相次いでおり、警視庁も緊急の注意喚起をしているほどです。

参照ランサムウェアによる被害が拡大中!/警視庁

このランサムウェアの侵入経路の多くが、Webサイトを経由してユーザーのデバイスに侵入するパターンです。

AV-Comparativesが、現実的な使用環境下におけるセキュリティソフトの評価として、2019年7月~8月度の最新結果を発表していますので紹介します。

引用:AV-Comparatives/ Real-World Protection Test Jul-Aug 2019 – Factsheet

このテストでは、現実世界で検出された不正な352件のURLをテストケースとして利用しています。Bitdefender社製品では100%の不正URLをブロックしたという結果となっています。

合わせて注目すべきは、False Positive(誤検出)が0件となっている点です。誤検出とは「正規のURLも誤ってブロックしてしまった」という検出の誤りを示すもので、いくら防御率が高くても誤検出も多くては防御性能が優れているとは言えません。

AV-Comparativesによるこのテスト結果では、Bitdefender社製品が「不正なURLだけを正確にブロックした」ということになります。

Bitdefenderインターネットセキュリティの搭載機能

「Bitdefenderインターネットセキュリティ」に搭載されている機能を、他の主力製品との比較で確認しましょう。

アンチウィルスプラス インターネットセキュリティ トータルセキュリティ
自動保護
振る舞い検出
ランサムウェアへの多層防御と修復機能
無料オンラインサポート
セーフブラウジング(有害ウェブサイトを回避)
Wi-Fiセキュリティアドバイザー
オンラインバンキングの保護(独自開発のSafepay)
Bitdefender VPN
パスワードマネージャー
アンチフィッシング・オンライン詐欺防止
脆弱性のワンクリックスキャン
ファイルシュレッダー
Webカメラの保護 ×
ファイアウォール(侵入を特定してトラフィックをフィルタリング) ×
ファイルの安全性機能(改ざん防止) ×
ペアレンタル・アドバイザー(お子様保護) ×
ファイルの暗号化 ×
盗難防止機能 × ×
デバイスの高速化 × ×

上位製品の「Bitdefenderトータルセキュリティ」との違いは、BitdefenderインターネットセキュリティはWindows用専用であることと搭載機能が若干少ないことです。

Bitdefenderインターネットセキュリティの追加機能

低価格製品である「Bitdefenderアンチウィルスプラス」には非搭載でBitdefenderインターネットセキュリティから追加された機能を詳しく説明します。

Webカメラ保護 不正なアプリによるWebカメラへのアクセスを防ぎます。アプリがWebカメラへのアクセスを試みた場合に通知します。また、許可していないアクセスはブロックします。
ファイアウォール デバイスへの侵入をブロックし、送受信トラフィックをフィルタリングします。
ファイルの安全性機能 ファイルを不正改ざんから防御。ファイルへの許可していない変更を防ぎ、重要なファイルを保護します。
ペアレンタル・アドバイザー 子供のオンラインでの安全を守ります。保護者は「Bitdefender CENTRAL」にログインしてリモートで子供のオンライン活動を監視します。
ファイルの暗号化 PC上に暗号化・パスワード保護された保管庫を作成します。機密情報や重要文書をこの保管庫に保存できます。

製品ラインナップと価格

「Bitdefenderインターネットセキュリティ」と他のBitdefender製品のナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
インターネットセキュリティ2019 3,430円(1年用)
5,180円(2年用)
7,420円(3年用)
*1台までインストール選択時
Windows用
インストール台数「1台まで、3台まで、5台まで、10台まで」から選択可能
アンチウィルスプラス2019 2,309円(1年用)
3,989円(2年用)
5,180円(3年用)
*1台までインストール選択時
Windows用
インストール台数「1台まで、3台まで、5台まで、10台まで」から選択可能
トータルセキュリティ2019 5,180円(1年用)
8,608円(2年用)
11,480円(3年用)
*5台までインストール選択時
Windows、Mac OS、Android、iOS向け
インストール台数「5台まで、10台まで」から選択可能

※2019年9月22日調べ・税込

Bitdefenderインターネットセキュリティの評判・口コミ

Bitdefenderインターネットセキュリティを実際に導入したユーザーの評判や口コミを見てみましょう。Bitdefender製品は海外のユーザーが多いため、国外からの口コミを紹介します。

良い口コミ

Easy install
(インストールが簡単)
Easy to install, always working in the background.
(インストールが簡単。バックグラウンドで動作します。)

引用:Bitdefender Internet Security/Amazon

Bitdefenderアンチウィルスプラスの口コミと同じく、インストールが簡単という点は他にも多くのユーザーがコメントしています。「Bitdefender CENTRAL」機能のおかげもあり、セキュリティソフトの操作の多くをデバイスのリソースを潰さずに完結できるのは大きなメリットです。

悪い口コミ

It will not load if the computer has any other anti-virus software. Everything must be removed in order to load it.
It really slowed down my computer.
(コンピューターに他のセキュリティソフトウェアがインストールされている場合、Bitdefender製品を読み込むには、他の製品はすべて削除する必要があります。
Bitdefenderインターネットセキュリティをインストールしたらコンピューターが非常に遅くしました。)

引用:Bitdefender Internet Security/Amazon

いずれもセキュリティソフトはデバイスを検査するソフトであることから、インストールすると程度の差はあっても、デバイスの動作が遅くなります。口コミの真偽の程は不明ですが、筆者の環境では、Bitdefenderインターネットセキュリティだから特に遅いという点は見られませんでした。

また、Bitdefender製品に限らず、ほとんどのセキュリティソフトで他社のセキュリティソフトとの共存を許可していません。

まとめ

「Bitdefenderインターネットセキュリティ」は他のBitdefender製品と同様、性能面で定評があるセキュリティソフトです。上位版製品の「Bitdefenderトータルセキュリティ」と比較し、機能面での制限も少量であることから、Windows専用のセキュリティソフトを探している方には手頃でおすすめできるソフトです。

セキュリティソフト「Bitdefenderアンチウィルスプラス」の特徴・評判など

日本国内では「Bitdefender」という企業名を耳にする機会は少ないかもしれません。実は、ソースネクスト社など国内外でも有名な企業に、セキュリティソフトの心臓部であるセキュリティエンジンをOEM供給しているのがBitdefender社です。

本記事では、Bitdefender社の製品のうち、低価格帯の製品として販売されている「Bitdefenderアンチウィルスプラス」について説明します。

Bitdefenderアンチウィルスプラスの特徴や導入メリット

「Bitdefenderアンチウィルスプラス」は低価格帯の製品のため、Bitdefender社の他の製品と比較して機能は絞られているものの、性能面は全く同一となっています。

「Bitdefenderアンチウィルスプラス」にも搭載されているBitdefender社製品共通の機能のうち、特徴的な機能を紹介します。

ランサムウェアへの多層防御と修復機能

各Bitdefender製品では2019年版からの新たな改良点として、ランサムウェアへの防御強化があります

“ランサム”とは「身代金」のことで、ランサムウェアに感染すると、感染ユーザーのデバイス内のファイルが暗号化されます。画面までロックされ、画面には「ファイルを復号(復元)して欲しくば身代金を払え」と要求し続けるメッセージと、身代金の払込先のみが表示されます。ユーザーはデバイスをまったく操作できないため、ファイルを修復するために泣く泣く高額な身代金を支払ってしまうという実例が相次いでいます。

新しいBitdefender製品では、ランサムウェアがファイルを暗号化しようとする兆候があった場合、暗号化される前にファイルのバックアップを作成します。次にランサムウェアをブロックし、ユーザーに通知します。バックアップ済みのため重要なファイルにアクセスできなくなるという最悪の事態は免れます。ファイルを暗号化しようとするマルウェアの兆候をいち早く検知するのが「振る舞い検知」という不正な“動き”を検出する技術です。

“動き”を検知することにより、これまでウイルスとして定義されたことのない未知のマルウェアであっても、ブロックすることができます。

Bitdefender CENTRAL

Bitdefender製品のユーザビリティ面で非常に特徴的なのが、「Bitdefender セントラル」による一元管理です。

他のセキュリティソフトでは、製品をインストールするとその設定や確認などは、インストールしたPCやデバイス上でアプリケーションを立ち上げて行いますが、Bitdefender製品ではブラウザベースのポータル「Bitdefender セントラル」ですべての設定を行います。

ブラウザからアクセスできるため、次のようなメリットがあります。

  • デバイス上でアプリを立ち上げる必要がなく、外出先からでも他のデバイスの管理ができる。
  • ペアレンタル機能を使用している場合、保護者はどこからでも子供のオンライン活動を監視できる。

Bitdefender製品をインストールしたデバイスの管理だけではなく、外出先から他のデバイスへBitdefender製品のインストールを指示することもできます。

例えば、子供のデバイスへBitdefender製品をインストールしたい場合、デバイスの所有者から「子供」を選択します。

生成されるインストール用リンクを子供のデバイスに送信しておけば、都合の良いときにデバイスを起動してBitdefender製品をインストールできます。

Bitdefender VPN

「Bitdefenderアンチウィルスプラス」をはじめ他のBitdefender製品にもBitdefender VPN機能が搭載されています。Bitdefenderの製品説明では「すべてのインターネットトラフィックを暗号化して保護する」という機能として説明されていますが、“すべての”という部分に誤解が生じやすいため要注意です。

Bitdefender VPN機能には、製品の1機能として含まれる「Bitdefender VPN」と別にオプション機能として「Premium VPN」機能があります。「Bitdefender VPN」の方では、各国広範囲にわたる多重仮想ロケーション保護は対象外となっています。

オプション機能「Premium VPN」に申し込まない場合は、「Bitdefender VPN」により通常のWi-Fi接続時において安全なブラウジングが担保される程度の機能と理解しておきましょう。

また、「Bitdefender VPN」では、暗号化されるトラフィックに制限があり、デバイスごとに1日最大200MBまでとなっています。

Bitdefenderアンチウィルスプラスの性能

「Bitdefenderアンチウィルスプラス」の性能や技術面について説明します。

第三者評価機関による高い評価

Bitdefender製品は代表的な第三者評価機関であるAV-TESTによる評価テストでも継続して高得点を取り続けています。

引用:AV-TEST/Bitdefender

防御力の評価テスト「Protection」、軽さやパフォーマンスの評価テスト「Performance」、使いやすさやインターフェースの評価テスト「Usability」共に満点は6点です。Bitdefender社製品は、特に防御力のテストにおいて、53回の評価テスト中、満点を逃したのが10回のみとなっています。

最近はシンプルで見やすいインターフェースも高評価を得ているBitdefender社製品ですが、その防御力の高さによりOEM供給元として多数の企業から需要を得ていることが分かります。

Bitdefenderアンチウィルスプラスの搭載機能

「Bitdefenderアンチウィルスプラス」に搭載されている機能を、他の主力製品との比較で確認しましょう。

アンチウィルスプラス インターネットセキュリティ トータルセキュリティ
自動保護
振る舞い検出
ランサムウェアへの多層防御と修復機能
無料オンラインサポート
セーフブラウジング(有害ウェブサイトを回避)
Wi-Fiセキュリティアドバイザー
オンラインバンキングの保護(独自開発のSafepay)
Bitdefender VPN
パスワードマネージャー
アンチフィッシング・オンライン詐欺防止
脆弱性のワンクリックスキャン
ファイルシュレッダー
Webカメラの保護 ×
ファイアウォール(侵入を特定してトラフィックをフィルタリング) ×
ファイルの安全性機能(改ざん防止) ×
ペアレンタル・アドバイザー(お子様保護) ×
ファイルの暗号化 ×
盗難防止機能 × ×
デバイスの高速化 × ×

Bitdefenderアンチウィルスプラスでは使用できる機能は制限されていますが、基本的な防御には過不足がない構成となっています。また、BitdefenderアンチウィルスプラスはWindows用専用である点には注意してください。

製品ラインナップと価格

「Bitdefenderアンチウィルスプラス」と他のBitdefender製品のナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
アンチウィルスプラス2019 2,309円(1年用)
3,989円(2年用)
5,180円(3年用)
*1台までインストール選択時
Windows用
インストール台数「1台まで、3台まで、5台まで、10台まで」から選択可能
トータルセキュリティ2019 5,180円(1年用)
8,608円(2年用)
11,480円(3年用)
*5台までインストール選択時
Windows、Mac OS、Android、iOS向け
インストール台数「5台まで、10台まで」から選択可能
インターネットセキュリティ2019 3,430円(1年用)
5,180円(2年用)
7,420円(3年用)
*1台までインストール選択時
Windows用
インストール台数「1台まで、3台まで、5台まで、10台まで」から選択可能

※2019年9月22日調べ・税込

Bitdefenderアンチウィルスプラスの評判・口コミ

Bitdefenderアンチウィルスプラスを実際に導入したユーザーの評判や口コミを見てみましょう。Bitdefender製品は海外のユーザーが多いため、国外からの口コミを紹介します。

良い口コミ

Good product from invasive on your computer. Easy to install. Company has excellent service that can answer any questions buyers may face with the product. Excellent purchase!
(インストールが簡単。製品に関するあらゆる問い合わせに回答できるサポートセンターが優れています。買って正解でした!)

引用:Bitdefender Antivirus Plus/Amazon

Bitdefender製品のサポートセンターについては、上述のとおり日本語での対応には難がありますが、オンラインでのサポートは無料かつ英語での対応であれば24時間年中無休となっています。

悪い口コミ

This product totally sucks it blocks all internet access, shuts it down so that you can not gain any kind of access to the internet can not connect to bitdefender sight it self.
(Bitdefender製品はインターネットアクセスすべてを完全にブロックし、再びインターネットへアクセスできなくなりました。Bitdefender自身のサイトへも接続できませんでした。)

引用:Bitdefender Antivirus Plus/Amazon

筆者の環境ではインストール後もインターネットは通常通り稼働しています。また、Bitdefenderアンチウィルスプラスをインストールしてもなおマルウェアに感染したというコメントもありますが、口コミの真偽は不明です。

まとめ

「Bitdefenderアンチウィルスプラス」は、フルスペック版に比べて機能が制限されているものの、性能面で定評があるセキュリティソフトです。無料のアンチウイルスソフトでは不足だがフルスペック版までは不要というユーザーにはおすすめのソフトです。

セキュリティソフト「AVG 無料アンチウイルス」の特徴・評判など

オランダのセキュリティ対策ソフトベンダーであるAVG Technologies。2016年に同業他社であるAvast Software(アバスト)社により買収されており、「AVG 無料アンチウイルス」の特徴を知るには、両社の統合後の変化を追うべきです。

本記事では、AVG社の無料アンチウイルスを検討する上で無視できない「アバスト無料アンチウイルス」とも比較しながら、「AVG 無料アンチウイルス」について説明します。

AVG 無料アンチウイルスの特徴や導入メリット

「AVG 無料アンチウイルス」は完全無料で使い続けられるセキュリティソフトです。

アバストとの技術共有

次に示す図は、有名な第三者評価機関のひとつであるAV-Comparativesが実施した各種セキュリティソフトの「パフォーマンステスト」の結果です。

参考:Performance Test April 2019/AV-Comparatives

AVG製品は、不思議にもアバスト社と点数が全く同じという結果です。

2016年にAvast SoftwareはAVG Technologiesの買収を発表。今やAVGとアバストは同一のマルウェア検出技術を共有しています。AVGとアバストとで防御力や性能が近似していてもなんら不思議はないのです。AVGとアバストの両社の合計で製品のユーザーは4億人以上に拡大しました。特に機械学習を活用したセキュリティ対策では、学習用データとなる各ユーザーからの情報の量が成否を分けます。

両社がひとつになったことで、技術的リソースもマーケットシェアも業界最大級となっています。

Windows XPへの対応

Microsoft自身はWindows XPのサポートを終了していますが、古いアプリケーションを使い続ける必要があるなどの理由でWindows XPを継続使用するユーザーは多くいます。

セキュリティソフトベンダー各社もWindows XPへの対応は終了しつつありますが、執筆時現在、AVGはWindows XP用の無料アンチウイルスを提供し続けています。(プログラムの更新や新機能追加には非対応)よって、Windows XPを使い続けるユーザーの場合では、AVG 無料アンチウイルス以外の選択肢はほぼないと言えます。

AVG 無料アンチウイルスの性能

AVG 無料アンチウイルスの性能や技術面について説明します。

第三者評価機関による高い評価

AVG製品を評価した最新のテスト結果が、別の第三者評価機関AV-TESTから発表されています。

参照:AV-TEST/Windows 10: June 2019

このAV-TESTによる2019年6月度の性能テスト結果でも、AVG製品とアバスト製品とは全く同一の点数となっています。

ゼロデイ攻撃(脆弱性を修正するセキュリティパッチが提供される前にその脆弱性を悪用する攻撃)に対する防御において、業界平均(97.1%)を若干下回り、97.0%の防御率の結果となりました。また、標準的なアプリ起動時に遅延が生じるかを評価するテストで業界平均(遅延率10%)を若干下回り11%の遅延率でした。

AVG製品は、これら2点以外のテスト項目はすべて業界標準を上回り、TOP PRODUCTに認定されています。

AVG 無料アンチウイルスとアバスト無料アンチウイルスとの違い

買収により技術的プラットフォームが統合されたAVG社とアバスト社ですが、両社が提供する無料アンチウイルスには機能差があります。

機能 AVG 無料アンチウイルス アバスト無料アンチウイルス
ウイルスやその他のマルウェアをブロック
パスワードを保護(アバストの情報隔離室にパスワードをまとめてロック)

マルウェアに対する防御性能は差がないものの、AVG 無料アンチウイルスの方が機能数は少なくなっています。

よって、AVG 無料アンチウイルスとアバスト無料アンチウイルスでどちらかを選択するのであれば、アバスト無料アンチウイルスをインストールするほうが無難と言えそうです。

買収以降もAVGブランド継続

アバスト社によるAVG社買収の狙いをまとめると次のとおりです。

  • ユーザー数を拡大して脅威検出ネットワークも拡大
  • 開発者の確保
  • アバスト社の技術的弱点を補完
  • AVG社の持つビジネスパートナーとの連携

このように両社の弱点を補完して、世界最大のセキュリティネットワークを構築した2社ですが、無料アンチウイルスにアバストブランドとAVGブランドの両方を残した理由は何でしょうか?

アバスト社CEOのVince Steckler氏は、次のように説明しています。

コンシューマー製品においては、特定のブランドがより好まれるためです。AVGは、米国や英国など英語圏の市場でシェアを伸ばしており、アバストは英語圏以外で強みを発揮しています。

確かに、ブランド名でセキュリティソフトを選ぶというユーザーは実際に多いです。

製品ラインナップと価格

「AVG 無料アンチウイルス」とAVGの有料版の製品ナインナップは次のとおりです。
AVG無料アンチウイルスは、個人・家庭用途での使用限定で、業務・商業利用は不可である点には注意が必要です。

価格 特徴
無料アンチウイルス 無料 PC、Mac、Androidで利用可能
AVGインターネットセキュリティ 7,980円(1年用)
15,980円(2年用)
23,980円(3年用)
PC、Mac、Androidで利用可能
10台まで

※2019年9月23日調べ

AVG 無料アンチウイルスの評判・口コミ

AVG無料アンチウイルスを実際に導入したユーザーの評判や口コミを見てみましょう。

良い口コミ

仮想マシンでWindows XPを使ってます。簡単に1クリックでスキャンできて、使いやすいです。

引用:フリーソフト100/AVG AntiVirus FREEの評価・評判・レビュー

AVG 無料アンチウイルスに対する良い口コミでは、Windows XPのユーザーだからAVG 無料アンチウイルスを選択しているというコメントが多くありました。

悪い口コミ

最初の頃は良かったが新しい更新以降から急に重くなったというか、CPUパワーを食うようになってアプリを2,3個常に動かしているような状況なのでこれは使い物にならないと判断して消した。

引用:フリーソフト100/AVG AntiVirus FREEの評価・評判・レビュー

悪い口コミではインストール後、数ヶ月から1年ほど経ってから重くなるというコメントが複数確認できました。第三者評価機関でのテストでは長期間経過後のテストはなされていないため盲点です。

まとめ

「AVG 無料アンチウイルス」に対する質問事項はAVGサポートコミュニティで受け付けていますが、英語のみでのサポートです。

「アバスト無料アンチウイルス」との比較では、「AVG 無料アンチウイルス」の方は機能数が少なく、性能面では両製品でほぼ差がありません。両社のどちらかで検討中のユーザーは、アバスト社の製品を選択するほうが無難ですが、Windows XPをお使いの場合はAVG 無料アンチウイルスの方をおすすめします。

セキュリティソフト「Bitdefenderトータルセキュリティ」の特徴・評判など

日本国内においては「Bitdefender」は有名セキュリティソフトと言えないかもしれません。実際は、Bitdefender社は全世界ベースでは10%以上のマーケットシェアを誇るセキュリティソフトウェアベンダーです。

本記事では、Bitdefender製品のうち高価格帯の製品として販売されている「Bitdefenderトータルセキュリティ」について説明します。

Bitdefenderトータルセキュリティの特徴や導入メリット

Bitdefender社や「Bitdefenderトータルセキュリティ」の特徴を紹介します。

世界最大の配信インフラ

Bitdefender社のビジネスの特徴は、他社へのOEM供給です。Bitdefender社の公式サイトを確認すると「世界中で5億台のネットワークを持つ」、「世界最大のセキュリティ配信インフラを備えている」などと明言しています。

参照Bitdefender

社員1,600名ほどで、企業規模としては準大手であるBitdefender社が、 “5億台”や“世界最大”と明言する根拠が、150カ国を超えるOEMパートナーとの協業です。

Bitdefender CENTRAL

Bitdefenderトータルセキュリティ以外の他のBitdefender製品でも共通ですが、特徴的なしくみとして「Bitdefender セントラル」があります。

他社のセキュリティソフトでは、製品をインストールするとその設定や確認などは、インストールしたPCやデバイス上でアプリケーションを立ち上げて行いますが、Bitdefender製品ではブラウザベースのポータル「Bitdefender セントラル」ですべての設定を行います。

ペアレンタルコントロール

ブラウザからアクセスする「Bitdefenderセントラル」の利点が最大限に発揮されている機能のひとつ「ペアレンタルコントロール」を例に、Bitdefenderトータルセキュリティの実際の使用感を紹介します。

ペアレンタルコントロール機能は、子供が不適切なコンテンツを閲覧しないようにコントロールするといった、子供のオンライン上での活動を監視する機能です。Bitdefenderトータルセキュリティでは、次のようにBitdefenderセントラルからペアレンタルコントロールのすべての操作ができます。

ペアレンタルコントロールメニューで、子供のプロファイル設定からオンライン活動の記録の閲覧までさまざまな操作をします。

名前や生年月日など子供のプロファイルを設定します。

参照Bitdefender/Bitdefenderセントラル

プロファイルを設定するとペアレンタルコントロールを子供のデバイスへダウンロードするためのリンクが生成されます。子供のデバイスへリンクを送信し、都合の良いときにダウンロードリンクをクリックします。

なお、キャプチャ画面のとおり一部UIが英語のままになっており、UIの日本語化が中途半端である点がBitdefender製品の欠点でもあります。

Bitdefenderトータルセキュリティの性能

「Bitdefenderトータルセキュリティ」の性能や技術面について説明します。

高い防御率

Bitdefenderトータルセキュリティのみでなく、Bitdefender製品は代表的な第三者評価機関であるAV-TESTによる評価テストでも継続して高得点を取り続けています。

参照AV-TEST/Bitdefender

Bitdefender製品は、特に防御力のテストで53回の評価テスト中、満点を逃したのが10回のみとなっています。

Androidプラットフォームでの性能

上述の防御力テストはWindowsを対象としていますが、Bitdefenderトータルセキュリティは、Mac OS/Android/iOSにもインストールできます。AV-TESTがBitdefender製品のAndroidプラットフォームでの性能も評価していますので、結果を確認してみましょう。

防御力テスト

テストケース 防御率/検出率
Androidを狙うマルウェアに対するリアルタイムでの防御力テスト(3,347件のサンプルを使用) 100%
直近4週間で確認されたAndroidを狙うマルウェアのうち、広範囲で猛威を奮ったマルウェアの検出テスト(3,433件のサンプルを使用したテスト) 100%

パフォーマンステスト

パフォーマンステストでは、セキュリティソフトのインストールによるデバイスの動作スピードへの影響を評価しています。

テストケース 点数(6点満点/点数が高いほど良い)
バッテリー寿命への影響はないか 6.0点
デバイスの通常使用時に動作が重くならないか 6.0点
ソフトウェアが大量のトラフィックを生成することがないか 6.0点

Androidにおいて、Bitdefender社製品は“軽い”ソフトとして認められているという評価結果となっています。

ユーザビリティ

テストケース 誤警告数(少ないほど良い)
Google Play Storeから正規のアプリをインストールしたり使用したときに、誤警告をしないか 0件
サードパーティーのアプリストアから正規のアプリをインストールしたり使用したときに、誤警告をしないか 0件

誤警告とは正規のアプリやファイルを誤って検出してしまうことで、いくら防御力が高くても誤警告が多いセキュリティソフトはユーザビリティが優れているとは言えません。

参照AV-TEST/AV-TEST Product Review and Certification Report – Jul/2019

Macでの性能

MacプラットフォームでのBitdefender製品の性能も評価されていますので、結果を紹介します。

防御力テスト

テストケース 防御率/検出率
直近4週間で確認され、広範囲で猛威を奮ったマルウェアの検出テスト
(557件のサンプルを使用したテスト)
100%

パフォーマンステスト

パフォーマンステストでは、セキュリティソフトのインストールによるデバイスの動作スピードへの影響を評価しています。

テストケース 平均影響率
(数字が低いほど良い)
頻繁に使用するアプリケーションのダウンロードにおける遅延
(109件のサンプルを使用したテスト)
0%
*業界平均値:1%
標準ソフトウェアの起動における遅延
(4件のサンプルを使用したテスト)
2%
*業界平均値:20%
頻繁に使用するアプリケーションのインストールにおける遅延
(91件のサンプルを使用したテスト)
5%
*業界平均値:12%
ファイルのコピーにおける遅延(ローカルおよびネットワーク内)
(34件のサンプルを使用したテスト)
1%
*業界平均値:10%

MacにおけるBitdefender製品のパフォーマンス総合評価は、6点満点で6.0点となりました。

ユーザビリティ

テストケース 誤警告数(少ないほど良い)
システムスキャン中、正規ソフトウェアがマルウェアとして誤警告されていないか
(463,152件のサンプルを使用したテスト)
0件
特定のアクションにおいて、正規ソフトウェアをインストールしたり使用したときに、誤警告をしないか
(60件のサンプルを使用したテスト)
0件

参照AV-TEST/AV-TEST Product Review and Certification Report – Jun/2019

Bitdefenderトータルセキュリティの搭載機能

「Bitdefenderトータルセキュリティ」に搭載されている機能を、他の主力製品との比較で確認しましょう。

アンチウィルスプラス インターネットセキュリティ トータルセキュリティ
自動保護
振る舞い検出
ランサムウェアへの多層防御と修復機能
無料オンラインサポート
セーフブラウジング(有害ウェブサイトを回避)
Wi-Fiセキュリティアドバイザー
オンラインバンキングの保護(独自開発のSafepay)
Bitdefender VPN
パスワードマネージャー
アンチフィッシング・オンライン詐欺防止
脆弱性のワンクリックスキャン
ファイルシュレッダー
Webカメラの保護 ×
ファイアウォール(侵入を特定してトラフィックをフィルタリング) ×
ファイルの安全性機能(改ざん防止) ×
ペアレンタル・アドバイザー(お子様保護) ×
ファイルの暗号化 ×
盗難防止機能 × ×
デバイスの高速化 × ×

Bitdefenderトータルセキュリティと、中価格帯製品のBitdefenderインターネットセキュリティとの機能差はほとんどありませんが、この3製品ではWindows/Mac OS/Android/iOSのマルチデバイスに対応しているのはBitdefenderトータルセキュリティのみです。

Bitdefenderトータルセキュリティの追加機能

中価格製品である「Bitdefenderインターネットセキュリティ」には非搭載であるものの、Bitdefenderトータルセキュリティで追加されている機能を説明します。

盗難防止

効果の高いアンチロス・盗難防止ツールがパッケージされています。ツールへはリモートからアクセスできます。

デバイスの高速化

ワンクリックオプティマイザーで、デバイスの速度とパフォーマンスを向上させます。

Mac/Android/iOSの保護機能

BitdefenderアンチウィルスプラスとBitdefenderインターネットセキュリティはWindows向けのセキュリティソフトですが、Bitdefenderトータルセキュリティは、Windows、Mac OS、AndroidおよびiOS向けです。

よって、セキュリティソフトをBitdefender社の製品にすることだけは決定していて、Mac OS/Android/iOSにもインストールする予定のユーザーの場合、「Bitdefenderトータルセキュリティ」一択となります。

製品ラインナップと価格

「Bitdefenderトータルセキュリティ」と他のBitdefender製品のナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
トータルセキュリティ2019 5,180円(1年用)
8,608円(2年用)
11,480円(3年用)
*5台までインストール選択時
Windows、Mac OS、Android、iOS向け
インストール台数「5台まで、10台まで」から選択可能
インターネットセキュリティ2019 3,430円(1年用)
5,180円(2年用)
7,420円(3年用)
*1台までインストール選択時
Windows用
インストール台数「1台まで、3台まで、5台まで、10台まで」から選択可能
アンチウィルスプラス2019 2,309円(1年用)
3,989円(2年用)
5,180円(3年用)
*1台までインストール選択時
Windows用
インストール台数「1台まで、3台まで、5台まで、10台まで」から選択可能

※2019年9月22日調べ・税込

Bitdefenderトータルセキュリティの評判・口コミ

Bitdefenderトータルセキュリティを実際に導入したユーザーの評判や口コミを見てみましょう。

良い口コミ

Been using Bitdefender Total Security for over a year and i love it. Easy to install and setup. Great for PC Gaming Setups.
(Bitdefender Total Securityは1年以上使用していますが、気に入っています。
インストールとセットアップが簡単。PCゲームのセットアップに最適です。)

引用:Bitdefender Total Security /Amazon

Bitdefenderアンチウィルスプラスの口コミと同じく、インストールが簡単という点は他にも多くのユーザーがコメントしています。UIが非常にシンプルであることもあり、インストール時に重さを感じることがありません。

悪い口コミ

Activation code would not work. Error message said it had been used before.
(アクティベーションコードが機能しません。以前に使用済みのコードというエラーメッセージがありました。)

引用:Bitdefender Total Security /Amazon

アクティベーションコードが機能しないという口コミについて真偽の程は不明ですが、同様のコメントが複数存在している点は気になります。筆者の環境では問題がありませんでした。

まとめ

「Bitdefenderトータルセキュリティ」は他のBitdefender製品と同様、性能面で定評があるセキュリティソフトです。

上位版製品である「Bitdefenderトータルセキュリティ」は、性能面の高さからBitdefender製品を導入すると決定しており、かつマルチデバイスにインストール予定のあるユーザーにおすすめできるセキュリティソフトです。

セキュリティソフト「アバスト無料アンチウイルス」の特徴・評判など

プラハに本社を置く国際企業アバストは、「アバスト プレミアム セキュリティ」など有料版のセキュリティソフトも開発・販売していますが、日本国内では「アバスト無料アンチウイルス」の知名度も非常に高いです。

本記事では、有料版に引けを取らないセキュリティソフトとしてユーザーも多い「アバスト無料アンチウイルス」について説明します。

「アバスト無料アンチウイルス」の特徴や導入メリット

「アバスト無料アンチウイルス」は期限なく完全無料で使い続けられるセキュリティソフトです。

高性能で完全無料

各セキュリティソフトウェア企業は、“無料の試用版”を提供していることが多く、無料版で試してからの購入を促しています。ただ、試用版のため30日間の期限が設けられ、期限後は有料版を購入する以外使い続ける方法はありません。

アバストでは期限なく使い続けられる“無料”アンチウイルスソフトを提供しています。無料版のため、ファイアウォール機能やスパムやフィッシング メールのブロックなど一部機能が制限されていますが、性能は有料版とほぼ引けを取りません。

高性能セキュリティソフトが無料の理由

アバストは、2016年にAVG Technologiesを買収し、世界最大規模の4億人を超えるユーザー数を有するセキュリティソフトメーカーになりました。脅威に関するデータは、セキュリティソフトの各ユーザーの端末から各セキュリティソフトウェアメーカーのサーバーへと送信された情報です。

よって、世界最大規模のユーザー数に拡大したということは、アバスト社は脅威のサンプルを大量かつすばやく集められる環境にあるということです。このようにして収集された脅威情報を活用して性能を絶えず高めています。

「有料版と同等の性能を無償で提供することで、業界最大のユーザー情報のデーターベースを蓄積すること」これが、アバスト無料アンチウイルスを無償提供する最大の理由です。

アバスト無料アンチウイルスの性能

アバスト無料アンチウイルスの性能や技術面について説明します。

第三者評価機関による高い評価

アバスト製品は代表的な第三者評価機関であるAV-Comparativesによって「Product of the Year 2018」に選出されるなど、その技術的性能へ高い評価を得ています。

「Product of the Year 2018」選出の理由のひとつともなった「マルウェア削除テスト2018」結果を詳細に見てみましょう。

マルウェアの削除に特化したこの「マルウェア削除テスト」は、トロイの木馬型マルウェアからバックドア型まで40件の実際のマルウェアを用いて、マルウェア削除の成果を評価しています。次のようにマルウェアや痕跡の削除のみでなく、削除操作の利便性も加味され総合評価されます。

マルウェアや痕跡の削除

A評価 マルウェアは削除され、ごくわずかな痕跡のみが残る
B評価 マルウェアは削除されたが、実行可能ファイルまたはレジストリの変更が残っている
C評価 マルウェアは削除されたが、エラーメッセージ、タスクマネージャーの無効化、フォルダーオプションの無効化などの問題が残る
D評価 マルウェアのドロッパーのみが無効化され、ドロップされた不正ファイルや変更は削除されない。または、システムが通常使用できなくなる

利便性

A評価 通常モードで削除が実行できる
B評価 セーフモードで起動するか、その他の組み込みユーティリティと手動操作を用いて削除する
C評価 Rescue Diskを用いて削除する
D評価 削除またはインストールのためサポートなどに連絡する必要がある

結果、アバスト製品は100点満点中94点で、評価テストに参加した10社のうち第2位の成績でした。

参照Malware Removal Test 2018/AV-Comparatives


同時に、アバストのマルウェア削除機能に対し、ADVANCED+の認証を獲得しています。

有料版との違い

アバスト無料アンチウイルスと有料版の「プレミアムセキュリティ」の搭載機能は次の通りです。

機能 無料アンチウイルス プレミアムセキュリティ
ウイルスやその他のマルウェアをブロック
Wi-Fiセキュリティの弱点をスキャン
パスワードを保護(アバストの情報隔離室にパスワードをまとめてロック)
偽サイトを回避し、ショッピングの安全性を向上 ×
疑わしいアプリをサンドボックスで安全に実行 ×
高度なファイアウォールでハッカーをブロック ×
迷惑なスパムやフィッシング メールをブロック×〇
ランサムウェアに対するセキュリティのレイヤーをさらに追加 ×
ウェブカメラを利用したのぞき見を阻止 ×
機密性のあるファイルを完全に抹消 ×
アプリを自動的にアップデート ×
お使いのすべてのデバイスにインストール(最大10台) × 〇(マルチデバイス版)
隠れた不要ファイルを削除。アバスト クリーンアップ プレミアム付き × ×
アバスト セキュアラインVPN付き × ×
アバスト パスワード プレミアム付き(パスワード漏れが発生した場合には警告を受信) × ×

有料版と比較するとアバスト無料アンチウイルスでは使用できる機能はかなり制限されています。不足機能だけ別のソフトウェアで補完しながら、アバスト無料アンチウイルスを使い続けているユーザーも多くいます。

製品ラインナップと価格

「アバスト無料アンチウイルス」とアバストの有料版の製品ナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
無料アンチウイルス 無料
プレミアムセキュリティ
シングルデバイス用
PC(Windows)
5,480円(1年用)
10,980円(2年用)
16,480円(3年用)Mac
6,180円(1年用)
9,280円(2年用)
12,380円(3年用)
PC、Mac、Android、iPhone/iPadで利用可能
1台まで
プレミアムセキュリティ
マルチデバイス用
7,480円(1年用)
14,980円(2年用)
22,480円(3年用)
PC、Mac、Android、iPhone/iPadで利用可能
最大10台まで
アルティメット 9,080円(1年版) 1台まで

※2019年9月8日調べ

アバスト無料アンチウイルスの評判・口コミ

アバスト無料アンチウイルスを実際に導入したユーザーの評判や口コミを見てみましょう。

良い口コミ

ウイルスソフトにはパソコンの動きを悪くする物もあるのですが、この製品はそれもなく、自分が使った中では最もサクサク動かせて快適です。検出率もよく、すぐに画面でブロックしたことを知らせてくれます。

引用:アバスト無料アンチウイルス/みん評

アバスト無料アンチウイルスに対する良い口コミでは、その機能面と防御率の高さを評価するコメントが目立っています。

悪い口コミ

使い始めて4日で不具合を起こしてしまいましてね。

引用:アバスト無料アンチウイルス/みん評

不具合の詳細は不明ですが、使用開始後に不具合を起こしたというコメントが複数件確認できました。

まとめ

「アバスト無料アンチウイルス」は、有料版に比べて機能が制限されているものの、性能面で定評があるセキュリティソフトです。必要最低限の機能のみで良いと割り切っているユーザーにはおすすめのソフトです。

また、アバスト製品の有料版は他社製品に比べて価格が多少高いため、有料版購入前の検討を兼ねてアバスト無料アンチウイルスを使用するのも良い選択です。

セキュリティソフト「Avira Free Antivirus」の特徴・評判など

設立は1986年とセキュリティソフト開発企業の老舗とも呼ばれるAvira社。日本支社は撤退しているため、Avira 社のセキュリティソフト「Avira Free Antivirus」は日本語化と日本語カスタマーサポートに難がありますが、安定した性能が支持され日本国内でも利用者の多いセキュリティソフトです。

本記事ではAvira 社の無料セキュリティソフト「Avira Free Antivirus」について説明します。

「Avira Free Antivirus」の特徴や導入メリット

「Avira Free Antivirus」の最大の特徴は、性能の高さにあります。合わせて、無料版であるAvira Free Antivirusと有料版Avira製品との機能比較も紹介しましょう。

老舗として信頼されたメーカー

「Avira Free Antivirus」はセキュリティソフトの必要不可欠な機能のみであれば、完全無料かつ無期限で使い続けられる製品です。基本的な機能は無料で提供するという、このようなビジネスモデル「フリーミアムモデル」を採用したセキュリティソフトはAvira Free Antivirusの他にも存在します。

Avira 社では1999年、個人使用向けにパーソナルエディションの無料版の提供を開始、セキュリティソフト業界におけるフリーミアムモデルの先駆者となりました。また、Avira 社の設立は1986年と古く、1988年に発表した製品「AntiVir」は中小規模ネットワークおよびクライアントPCのドイツ国内市場で約70%のシェアを誇ります。Avira 社のスキャンエンジンは、F-Secure、Microsoft、SOPHOSなどを含む世界各国の企業にOEM供給されています。

このようにAvira製品には長年積み重ねてきた信用があり、安心感を持って使い続けられるセキュリティソフトです。

Avira Free Antivirusと有料版との違い

完全無料のセキュリティソフトである「Avira Free Antivirus」と有料版の「Avira Antivirus Pro」との機能の違いを説明します。

機能 Avira Free Antivirus Avira Antivirus Pro
ウイルススキャナ (ランサムウェア、ウイルス、トロイの木馬などから保護)
感染したファイルを修復
感染したサイトをブロック
フィッシング攻撃 (ソーシャルネットワーク、Eメールなど) をブロック
不必要である可能性が高いプログラムをブロック
ダウンロードデータ、Torrent、クラウドストレージをスキャン ×
電子メールの添付ファイルをスキャン ×
USB デバイスをスキャン ×
広告なし ×
無制限のカスタマーサポート ×

上表のとおり有料版に比べてAvira Free Antivirusでは機能が制限されます。「広告なし」機能が×(非搭載)となっているとおり、Avira Free Antivirusでは有料版の購入を促す広告などが適宜表示されます。

また、有料版では「無制限のカスタマーサポート」の機能がありますが、Aviraの日本代理店はすでに撤退しているため、日本語ではサポートを受けることができません。有料版への乗り換えを予定している場合は、注意したい点となります。

Avira Free Antivirusの性能

Avira製品の性能や技術面について説明します。

第三者評価機関による評価結果

セキュリティソフトを客観的に評価する第三者機関が複数存在しますが、Avira製品に対するそれら評価機関からの評価は非常に高いです。

2018年度、Avira製品は著名な第三者評価機関の一つAV-Comparativesにより「Top-Rated Products 2018」として選出されています。

AV-Comparativesでは、マルウェアの削除テスト、実使用環境における防御テストなど複数の単体テストを実施していますが、「Top-Rated Products 2018」に選出されるためには、これらの単体テストで総合的に高得点を獲得しなければなりません。Avira製品は、2018年度の単体テストにおいて、Advanced +を5回、Advanced Awardを2回獲得しています。また、リニューアルされたタッチフレンドリーなインターフェースも評価されました。

高評価が安定

評価機関により高い性能が認められた製品は他社製品にもありますが、Avira製品の特徴としてその高評価が継続している点が挙げられます。

次表は「実使用環境における防御テスト」の2017年2月度から2019年度5月までの評価結果です。

参照AV-Comparatives / Avira

2年3か月の間で防御率が99.5%未満だったことがなく、ADVANCED+受賞も5回あります。瞬間的な高評価ではなく、高い性能を維持していることが老舗としてパートナー企業からも信頼を集めている理由に他なりません。

次に、「マルウェアからの防御テスト」の2017年3月度から2019年度3月まで約1年間の評価結果です。

参照AV-Comparatives / Avira

1度のみAdvancedの評価だったものの、その他のテストではすべてAdvanced+を維持しています。

開発者のアイデアが製品に反映される企業

多数の有名企業に製品をOEM供給し、外部からの評価も高いAvira 社ですが、企業規模としては社員500人余りとそれほど大きい企業ではありません。そんなAvira 社の開発者がユーモアも取り入れつつ、生き生きと日々の開発に打ち込んでいることが垣間見える機能をひとつご紹介します。

有料版のAvira Antivirus Proでの機能となりますが、Avira Antivirusがインターネット上で異常な兆候を検出した場合など、必要に応じてデバイスのスキャンを開始する自動スキャン・修復コンポーネントの機能があります。この機能の名称は「Luke Filewalker(ルーク・ファイルウォーカー)」。

映画「スターウォーズ」のルーク・スカイウォーカーの名前をアレンジしたものです。
機能Luke Filewalkerは次のようなコンセプトで生まれました。“フォースに激変があり、ダークサイドから悪意を持った大群が侵入し、心を破壊し、データを盗み、銀行口座から金銭を収集。この脅威に対抗するために、ルークは数百万のデバイスを検査して不正なコードを検出。損傷個所をクリーンアップする。”現在の脅威の状況は、スターウォーズの世界での出来事と全く同じ状況に例えられるのです。なんとも遊び心のある機能名ですが、このようなところからAvira社の開発体制や風通しの良さなどが垣間見られるのではないでしょうか。

参照A short time ago, in a Galaxy, Mac, and Windows device not far, far away … / Avira Blog

製品ラインナップと価格

「Avira Free Antivirus」とAviraの有料版の製品ナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
Avira Free Antivirus 無料 Windows/Mac/iOS(iPhone/iPad)/Android用
Avira Antivirus Pro 4,019円(1台用・1年版)
5,169円(3台用・1年版)
6,322円(5台用・1年版)
Windows/Macに対応
1年版の他、1か月版、2年版、3年版もあり

※2019年9月11日調べ(税込価格)

Avira Free Antivirusの評判・口コミ

Avira Free Antivirusを実際に導入したユーザーの評判や口コミを見てみましょう。

良い口コミ

QuickScanがとてもQuickになった点です。 以前はながいあいだかかり、途中で中止したこともたびたびでしたが、すぐに終わり快適です。

引用: Avira Free Antivirus /みん評

2018年度にインターフェースの改善を行っており、以前からの継続使用ユーザーからの評価も良いです。

AV-Comparativesの「ユーザビリティレポート」でもインターフェースの改善は評価されています。

メインのユーザーインターフェースは、新鮮でモダン、すっきりしており、非常に分かりやすくなっています。

参照:AV-Comparatives / Avira

悪い口コミ

一度インストールするとアンインストールができず、宣伝のポップアップが出続けます。

引用: Avira Free Antivirus /みん評

口コミ投稿者が行った操作の内容は不明ですが、Aviraカスタマーサポートは、Avira Management Panelと共にAvira製品を完全にアンインストールするには、はじめにAntivirusを含み他のインストールされているすべてのAviraプログラムをアンインストールするように案内しています。

まとめ

「Avira Free Antivirus」は性能面で評価が高く、かつ高評価を維持し続けています。性能面を重視する方は満足するセキュリティソフトです。

ただ、日本語へのローカライズが中途半端で、サポートも英語のみであるため英語での対応に不都合がある方へはおすすめはできません。